
比較的ドレス色の強いのがインターナショナルウォッチカンパニーの腕時計の特色なんですが、
その中でも特に綺麗目なデザインをしているのがポルトギーゼとポートフィノです。
僕はどちらも好きなんですが、歴史あるポルトギーゼの方が個人的には好みです。
ですが、後発的なポートフィノの方が、より古典的なデザインをしていると言わざるを得ないわけでして、いろいろ見比べてみるとやはり甲乙つけがたいデザインをしているわけです。
実際なかなか選ぶことが出来ないタイプの両者なんですが、7デイズのポルトギーゼか8デイズのポートフィノか、どちらが良いかいろいろと検証してみたいと思います。
ムーブメント
ポルトギーゼ7デイズとポートフィノ8デイズは、パワーリザーブが違いますから、別々のムーブメントになるんですが、
ポルトギーゼ7デイズに載せられているのは、Cal.51010の自動巻き。
一方ポートフィノ8デイズにのせられているのはCal.59210の手巻き。
ポルトギーゼ7デイズ: Cal.51010
ポートフィノ8デイズ: Cal.59210
という具合なんですが、この辺で好みが分かれそうです。
自動巻きか手巻きか。
僕はどちらでもよいので気になりませんが、手巻きが良いというコアなファンが多いのが腕時計の世界ですから、手巻きじゃないといけないこだわりの強い人はポートフィノが良いんじゃないでしょうかね。
デザイン
ケース、ケースラグ
ポルトギーゼ7デイズ
ポートフィノ8デイズ
ケースからケースラグの曲線やケースラグの付き方が全然違うのがポルトギーゼとポートフィノ。
一見同じように見えるこれら2シリーズですが、全く違うのが見比べるとよくわかります。
ポルトギーゼはより曲線的に滑らかにラグにつながる線がひかれていますが、ポートフィノはケースから直接直線的にラグが伸びている感じ。
より古典的なデザインです。
文字盤
ポルトギーゼ7デイズ
ポートフィノ8デイズ
文字盤を比べると、インデックスがアラビア数字とローマ数字でそれぞれ区別されているのが分かります。
好みの問題ですが、読みやすく一般的に好き嫌いのないアラビア数字に対し、好き嫌いが分かれるのがポートフィノのローマンインデックス。
僕はどちらも選べないのでこれ以上のコメントは控えますw
後は針ですかね。
どちらも針の形に特徴がありますが、リーフ針のポルトギーゼにひげのような形をしたポートフィノの針。
どちらも好みの問題ですが、どちらも選べないほど素敵と言うしかない。
僕はドレス系が好きですからね。
なかなか選べませんよ。
w
サイズ
ポルトギーゼ7デイズ: 42.3ミリ
ポートフィノ8デイズ: 45ミリ
実はサイズが全然違うのもこれらの腕時計を大きく分ける特徴なのです。
ポートフィノの方が大分大きいんですが、デカウォッチが好きかどうかという点でもこれらの2択の決断は変わってきそうです。
古典的なデザインがポートフィノの売りですが、僕的にはポルトギーゼのサイズ感の方が好きかなと。
まとめ
まとめると、僕は決めれませんw
両者は似ているようで見比べてみると全然似ていないんですね。
手巻きと自動巻きという点でも違うし、ケースサイズの点でも42ミリ強か45ミリかでも違うわけです。
デザインにも好き嫌いがあるだろうし、なかなか難しい問題と言えそうです。
パワーリザーブが長いのはいいですが、そんなに人を困らせちゃあいけません、IWCさんw
時間が読みやすく、万人受けしそうなポルトギーゼに対し、古典的に作られた味のあるポートフィノの戦いは今日は引き分けということでしょうねw
個人的にはポートフィノの8デイズの方が55:45くらいの割合で好きかなと。。
ポルトギーゼ7デイズ
ポートフィノ8デイズ