
モデルチェンジでコンセプトががらりと変わったインヂュニア
さてさて、ドレス系として名高いインターナショナルウォッチカンパニー、略してインターなんですが、
2017年ごろにインヂュニアが新型になってそのスタイルががらりと変わりました。
元々ドレス色の強いIWCですから、ジェラルドジェンタさんがデザインしたスポーツウォッチのインヂュニアは、新型では見る影もなくなるくらいドレス系の綺麗スタイルになっています。
元々インヂュニアは戦後少ししてから、耐磁性を特徴とする腕時計として発表されたんですが、新型になってからは軟鉄製のインナーケースと言われなくなったので、耐磁性がなくなった専らのドレスウォッチになってしまったんでしょうね。
旧型
新型
見るとまるで別のシリーズのようで、あまり共通点がありません。
文字盤もケースもラグもすべてがすっきりしています。
フラッシュフィットの形も全然違う。
これじゃあ旧型を懐かしむ声が聞こえてきそうです。
インヂュニアをカスタムしてみる
さて、そんなフラッシュフィットなんですが、ケースラグの部分を見ると、旧型のインヂュニアはフラッシュフィットの形がとても特殊な形状であることに気付きます。
ですから、通常ブレスレットからストラップに換装する場合ラグ幅を見たりするんですが、インヂュニアの旧型モデルの場合は特殊なストラップを探さないといけません。
こんな風にレザーストラップに交換すればブレスレットタイプとは違った雰囲気が感じられるようになります。
スポーツタイプとして生まれた旧型ですから、レザーストラップにすると今風のスポーツウォッチと言った感じかな?
好みですが、レザーストラップの旧型インヂュニアも良いですな。
僕はジェラルドジェンタ氏のブレスレットワークの方が好きなんですけどね。
旧型インヂュニアのレザーストラップはどこで手に入れるの?
こんな特殊な形状をしているストラップが必要となりますから、一般的にはなかなか手に入れられません。
ですが、IWCの正規販売店なら旧型インヂュニアにあったレザーストラップを購入することが出来ます。
取り寄せになるかもしれないですけどね。
まとめ
最近高級時計の売り上げが増えています。
スイスの機械式時計ブランド全体が底上げされている感じですかね。
販売数もですが、それに伴い時計の質や精度も上昇傾向にあるようです。
ウブロじゃないので時計のバリエーションにはまま限りがありますから、他人と差別化するためにストラップ交換などでカスタムする動きも増えています。
ロレックスのサブマリーナとかに多いんですけどね。
ですから、正規店や正規取扱店などでも問い合わせが数年前よりは増えているんじゃないでしょうかね。
レザーストラップに交換すればブレスレットには傷が全くつかなくなるし、売却するときに買取価格も多少よくなるでしょうからね。
それもまたメリットです。
レザーストラップにその分お金が掛かっちゃいますが。