
ロイヤルオークが好きな人にはロイヤルオーク派とロイヤルオークオフショア派に分かれると思います。
なんてたってロイヤルオークとロイヤルオークオフショアは同じように8角形の腕時計でも全く異なるスタイルをしているので、ドレス系と男のごつい腕時計という感じに分けることが出来ます。
僕はどちらかというと、ロイヤルオークのドレッシーな感じが大好きなんですが、マリンウォッチやミリタリーウォッチ、ダイバーズやごついデカ厚ウォッチが好きな人は確実にオフショアの方が好きだと思われます。
ロイヤルオークオフショアにはどちらのユーザーも好みそうなハイブリッドなモデルも発表しているんですが、
ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ 42mm 青文字盤 Ref.25721ST.OO.1000ST.01
このロイヤルオークオフショアはロイヤルオークのプチタペストリーの文字盤が採用された珍しいタイプのオフショアクロノグラフで、与える印象は繊細で美しく、ドレッシーで綺麗だ。
42ミリのケースサイズ、14ミリのケース厚というごつさオフショアクロノグラフのままで、リューズやプッシャーに使用された別素材という仕様はオフショアそのもの。
まさしくハイブリッド。
綺麗なプチタペストリーの周りにあるタキメーターなどからはしっかりスポーツ性が感じられますが、タペストリーのコマが細やかになったために、より僕好みのオフショアに仕上がっています。
ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ 42mm 青文字盤 x グレーインダイヤル Ref.25721ST.OO.1000ST.05
そしてもう1本バリエーションが用意されいますが、こりゃあああ人気があるでしょう!
な一本。
めったに存在しない青とグレーのツートーンダイヤルで、クロノグラフのインダイヤルとダイヤルカラーが分けられた青と灰色のパンダ仕様。
文字盤とサブダイヤルが色分けされたクロノグラフはいつだって人気です。
このタイプのプチタペストリーダイヤルのオフショアクロノグラフはこれまでのメガタペストリーダイヤルのやつが好きな人でも行けるんじゃないでしょうか?
ドレスウォッチ系のロイヤルオークが好きな人はこのごつさがまだ苦手という人もいると思いますが、なかなかニッチなモデルと言えます。
しいて言うなら、メルセデスベンツがGLAクラスと呼ばれる小型SUVを発表したのとよく似ています。
SUVなのに小型、小さく良く走るのに人も荷物も載せられるタイプのモデルなんですが、隙間にアプローチしたモデル展開は確実に少数でもユーザーをゲットすることが出来ます。
その隙間産業が大人気になることもあるんですが、言ってみればロイヤルオーク自体がそのニッチな腕時計で成功しているといえます。
ドレスウォッチでありながらスポーティで、ラグジュアリースポーツというカテゴリでデイトナなどと人気を争っています。
ラグジュアリースポーツという分野は車でも腕時計でも人気のカテゴリでオフショアクロノグラフのプチタペストリー文字盤のタイプはラグジュアリースポーツウォッチのラグジュアリースポーツの1本だと言えるんじゃないでしょうか。