
スイス各社、数々の新素材を腕時計に使用しています。
新素材といっても新たに素材を作るということばかりではなく、
通常、腕時計には使用しないであろう素材をどんどん腕時計に使用して、他社と差別化を図るとともに、クリエイティブなメーカーであるということを印象付けることが出来ます。
ロレックスやオーデマピゲはそこまで新素材のケースなどにはこだわりませんが、オーデマピゲはロレックスに比べると少しオープンマインドなメーカーです。
最近のレーシングでの新素材の開発は腕時計界にも影響を及ぼしています。
軽いカーボン素材は腕時計にも持ってこいな素材で、軽量で硬い素材というのはどこでもやはり魅力的です。
フォージドカーボンと呼ばれる炭素繊維とエポキシ樹脂を科学的に融合した素材を時計に使っているのは何を隠そうオーデマピゲ。
ランボルギーニが名古屋工業大学とキャロウェイゴルフとともに開発した素材なのです。
通常カーボン素材は規則正しい模様をしていますが、フォージドカーボンは不規則な模様をしています。
カーボン素材
フォージドカーボン
ロイヤルオーク オフショアダイバー 42mm フォージドカーボン Ref.15706AU.OO.A002CA.01
このダイバーズモデルは前にもご紹介したことがありましたが、今日はまた別のフォージドカーボンモデルについても見てみたいと思います。
フォージドカーボンと呼ばれる炭素素材。 新技術を使用して生み出したカーボン素材らしいのですが、炭素繊維にエポキ …
ロイヤルオーク オフショアダイバー ユーロカップ2012 スペイン代表限定31本 Ref.15706AU.OO.A002CA.99
こういうやつなんですが、見た目はRef.15706AU.OO.A002CA.01とうり二つです。
裏蓋にユーロカップの勝利をエングレービングしてあるくらいですかね、違いは。
ちなみに世界限定31本しか作られなかったモデル。
選手とか関係者にだけ配られたのかもしれません。
昔、読売ジャイアンツが日本一になったとき、フランクミュラーが巨人限定モデルを作って選手や関係者に配られたことがありましたが、そういう感じでしょうか。
ロレックスと良く比べられるオーデマピゲ。 やっぱり両者の腕時計を見ていると共通点とか似たところがあるんですよね …
こちらでもスペインがワールドカップに勝利したときに発表されたモデルについて書いてるので良ければ読んでみてくだされ。
というわけでフォージドカーボンを使用したスペイン代表へのオマージュ作品でした。