
エクストラシンに前期と後期があった?
1972年に誕生した腕時計と言えばロイヤルオーク。
時計好きやロイヤルオーク好きの人ならこの数字がとても意味を持つわけなんですが、その40年後の2012年にロイヤルオーク誕生40周年を記念して登場したのが15202STのエクストラシンと呼ばれる極薄モデルのロイヤルオーク。
初代のデザインを再現したという1本で、実際にはどのロイヤルオークもおそ松くんみたいによく似ているわけですw
さて、そんな超高額なエクストラシンに、実は前期と後期で2種類のモデルがあるそうなのです。
前期:15202ST.OO.1240ST.01
後期:15202ST.OO.1240ST.01.A
こういう感じでAがリファレンスに追加されているんですが、中古品を見るときにA品と書かれた品がありますが、それは後期であることを意味するわけなんですね。
全然気づきませんでしたが、無理もありません。
これら2モデルの違いはかなり微妙で、比べないとわからない部分ですからね。
ロイヤルオークエクストラシンの前期と後期の見分け方
前期:15202ST.OO.1240ST.01
後期:15202ST.OO.1240ST.01.A
よく見れば分かるんですが、裏蓋とケースの間に線が入っているのが見えると思います。
これが後期。
一体型ではなく、後期では裏蓋を外せるようになっているんですね。
どうしてこういう仕様変更されたのか分かりませんが、メンテナンス性は上昇していると言えそうです。
ただ、防水性や気密性は落ちていますが、防水性能は50メートルなので十分。
15202STの中古価格
中古でもエクストラシンはめちゃくちゃ高いです。
青文字盤の15202ST.OO.1240ST.01なら中古でも350万円はします。
新品価格は400万円を超える値段で取引されるほどの人気商品で、ステンレスモデルにここまでの価格が付くのは異常と言えば異常です。
ロレックスの新型デイトナに250万円の価格が付けられていますが、あれよりもすごい価格ですからね、このモデルは。
40周年を記念した薄型モデルのロイヤルオークとは言え、すごいプレミア価格になっているようです。
初代モデルをすべて忠実に再現しているというだけあって、時計マニアが喜びそうな特徴が随所にみられます。
39ミリのケースサイズもロイヤルオークの中では一番人気のあるサイズで、シリーズの中では非常に綺麗にまとめられたのがこの薄型ロイヤルオークと言えそうです。
なんというか、ユーザーの要望に応えたモデルという感じです。
まとめ
まずエクストラシンに前期後期があったのが驚きですが、価格帯の高さにも驚きを感じている人がたくさんいるんじゃないでしょうか?
正直ステンレスモデルの腕時計で400万円は高すぎると思いますが、このモデルじゃないといけないという人も少なからずいるんですね。
15300や15400、そして15450などに搭載されているCal.3120とは内面から違うのがエクストラシンで、薄型なので装着感もおそらく微妙に違ってくるはずです。
店頭で試着してい見ることをお勧めしますが、お金に余裕がある人はエクストラシンを買おうか買うまいか悩んでいる人がいるんじゃないでしょうか。
僕としては37ミリの15450STも試着してみることをお勧めします。
価格帯が半分ですからね、ロイヤルオークが2本買えることになります。
しかしエクストラシンの人気は絶大です。