
下1桁が7の年はオメガにとってめでたい年。
1957年に誕生した3つのシリーズを祝うことが出来るから。
スピードマスター、
レイルマスター、
シーマスター300、
と3本とも1957年に誕生した作品で、
節目となった2017年には3本の復刻版を発表した。
1957年はオメガにとってはとても大きな年だ。 オメガのフラッグシップモデルであるスピードマスターが誕生したの …
当然10年前の2007年にも半世紀記念モデルが登場している。
これはスピマスの50周年記念モデル。
文字盤に赤く1957と記されている。
ドヤ!
という感じw
当時のデザインをまねて、
ベゼルはステンレスそのまま。
針もブロードアローと呼ばれる、
矢の形をした時針特徴的。
ステンレスブレスは当時のスタイルを継承していないようだ。
なぜ今50周年モデルが話題になっているかというと、
60周年で誕生したトリロジー3部作の1本、
スピマス60周年が登場したからだ。
新作が出ると過去の作品に注目があつまるというのは、
時計界ではよくある話だ。
このモデルはシースルーバックを採用している。
通常、スピマスの手巻きモデルは耐磁性を維持するため、
手巻きだとシースルーバックにすることはあまりないが、
自動巻きだと自社製ムーブメントを覗けるシースルーバックになっていることが多い。
もちろん、同モデルにもコーアクシャル機構が搭載されている。
メンテナンス性は高いし、オーバーホールも10年のスパンで出来る。
そう、
50周年モデルを購入し、60周年モデルの誕生とともにオーバーホールしても全然遅くない。
- ケース直径: 42mm
- ケース厚: mm
- ムーブメント: 自動巻きCal.3313
- パワーリザーブ: 時間
- ケース素材: ステンレス
- 防水性: 100m
スペックはこんな感じだ。
ステンレススチールのベゼルと、
ブロードアローの針は当時のモデルを再現しているのですが、
ステンレスブレスのコマの幅や、
ケースサイズなどは現代風に作られているのが特徴的な50周年モデル。
ムーブメントもCal.3313を搭載している。
自動巻きだ。
当時のスピマスはもちろん手巻き式なので、
この辺も現代風にアレンジされている。
なかなかいい感じではある。
この赤い文字で描かれた1957がスペーシーな感じだ。
全体的に言うと現代の時計という感じ。
スピードマスター自体、基本的デザインをほとんど変えることがないモデルなので、
古風で古典的なクロノグラフのデザインを受け継いで入るのですが、
ケースのサイズ、ブレスレットのコマの大きさ、自動巻きのムーブメント、
などなど、
詳細は当時のモデルとは少々違う気がする。
それでもやっぱり50周年のトリビュートモデルとしても人気のあるモデルで、
60周年の記念モデルが登場して、
50周年モデルにも注目が集まっている。
ずっと持っておくと価格が上がる可能性だってある。