初のムーンフェイズスピードマスター ST3450809・月を載せたムーンウォッチ

月に降り立った最初の腕時計として唯一ムーンウォッチと名乗れる腕時計なのがスピードマスターなのは、

皆さんご存知だと思います。

1969年にアポロ11号とともに月に降り立ったスピードマスターが、

自分自身で月を載せている。

ST3450.809 スピードマスタームーンフェイズ

ST3450809と呼ばれるモデルで、

スピードマスターで初めてムーンフェイズを載せたモデルだそうだ。

月を載せたムーンウォッチという、なんとも洒落た1本。

3時位置に30分積算計。

6時位置に12時間積算計、

9時位置にスモールセコンド、

という通常のレイアウトに加え、

12時位置にムーンフェイズとポインターデイトを搭載したかっこいい1本。

1982年に誕生したモデルなので、

ヴィンテージ感たっぷりだ。

経年変化した味のあるダメージ感や、

昔ながらのトリチウムの夜光塗料は、

マニアがよだれをたらしそうな仕様。

Cal.866

これは搭載されているムーブメントCal.866。

1968年に初めて載せられたレマニアのCal.861の改良版の手巻きムーブメント。

因みにレマニアのCal.321という手巻きクロノグラフムーブメントは、

1957年初代のスピードマスターの誕生から4世代に渡って搭載された。

Cal.861はそのCal.321の後継機で、

1968年からはCal.321に変わってスピードマスターに搭載されている。

Cal.861は振動数の上昇や、コラムホイール式からカム式などに機構上の改良が加えられたムーブメントで、

今回のムーンフェイズスピマスはベースをCal.861とするムーンフェイズ機構などが加えられたCal.866が載せられている。

1982年の登場の4年後、

1986年には、

ドイツ限定でチタンモデルが400本、

ゴールドとチタンのコンビモデルが300本販売されている。

日本にもいくつか入っていてほしいものだ。

  • ケース直径: 42mm
  • ケース厚: mm
  • ムーブメント: 手巻きCal.866
  • パワーリザーブ: 時間
  • ケース素材: ステンレス
  • 防水性: m

ST3450.809 スピードマスタームーンフェイズ

30年以上のモデルなので、

使用感もあるし、

年代物のトリチウムも立体的に針に塗られている。

ムーンフェイズの質感なども、

当時の雰囲気を感じられる。

ST3450.809 スピードマスタームーンフェイズ

ケースサイドにはムーンフェイズと、

ムーンフェイズ周りのポインターデイトは、

このケースサイドの小さなボタンをピンで押して調整する。

リューズのみの操作では4つのインダイヤルはなかなか操作するのは難しいみたいだ。

ただIWCは、

1980年代のダヴィンチパーペチュアルカレンダーに、

リューズの操作のみですべてをコントロールできるムーブメントを搭載しているので、

もしかしたらレマニアの手巻きムーブメントの構造上それが難しかったのかもしれない。

それか厚みが太くなることを嫌いそういう構造にしたか。

その辺の構造上のことはよくわからないですが、

ヴィンテージのクロノグラフを狙っているなら、

確実におすすめなのがこのムーンフェイズ付きのスピードマスター。

レマニアの手巻きムーブメントというのもツウな感じがしてよだれが出る。

月に行ったというシリーズが載せたムーンフェイズ。

箔が付くというもんだ。