
オメガといえばスピードマスターがやっぱり一番人気だし、
一番かっこいいのでこのモデルが一番お勧め。
しかしスピマスには五萬と種類があって、
何を選べばよいかわからない。
コラボモデルや復刻、
最新の技術を搭載したモデルや、
増えた近代デザインのバリエーションを考えればかなり種類が多い。
初代のスピードマスターをかたどった復刻版などや、
スピードマスターミッションズと呼ばれる、
NASAの宇宙計画とコラボしたモデルが何十種類も存在しするし、
とにかくコラボやアニバーサリーモデルが多いのがスピマス。
その中でも一番好きなのがブロードアローのモデル。
こういう形状になっている針をブロードアローと呼ぶ。
これは初代のスピードマスターに採用された仕様で、
視認性の高さとユニークさを兼ね備えた貴重なデザイン。
しかもタキメーターベゼルは世界で初めて文字盤の外に配置し、
ベゼル上に搭載したというのがこのモデル。
いろいろが初なんですな。
それのレプリカモデルがこの画像のスピマス。
特徴は何と言ってもステンレスむき出しのベゼルと、
ブロードアローと呼ばれる矢印型のハンズと呼ばれる針。
これが1957年に誕生した初代を形作っているわけですが、
このモデルがミッションズに同梱されている。
ミッションズとはオメガプレゼンツのスピードマスターの23本セットで、
40セット限定で販売された貴重な作品群。
スピードマスターミッションズというのをご存知ですか? スピードマスターには本当にたくさんの種類があって、 覚え …
詳しくはこちらに書いてあるのでご参照されたし。
こんなかんじでアポロ計画で11本、
ジェミニ計画で8本、
スカイラブ計画で3本、
最後に初代のスピマスに敬意を込めて、
オマージュ作品として聞こえは悪いが、
レプリカモデルを1本たして40セットを完成させている。
やっぱりすごくかっこいい。
ファーストレプリカと言われているモデルで、
1957年以降に初めて登場したレプリカモデル。
Cal.1861を搭載したもちろん手巻きスピマスで、
風防もプラスティックを採用している。
ただレプリカというと、
模造品というイメージがあるので、
当時はファーストレプリカはフェイクのスピマスだと思われたこともあったようだ。
このミッションズのなかで、
どれも黒いベゼルをまとった、
初代以降のモデルをベースにデザインされたものばかりで、
初代のレプリカモデルはひと際目立っている。
1957年の誕生以来デザインがあまり変わらず、
初代以降はずっとほとんど同じデザインを踏襲し、
代り映えのなかったスピマスですが、
僕は初代のむき出し感たっぷりの無骨なスタイルが非常に大好き。
実はこのミッションズの中でもアポロ13号とこの初代レプリカが一番好き。