
2018年はオメガにとってまたもある節目となった年。
スピードマスターの親でもある存在、シーマスターですが、そのシーマスターが誕生したのが1948年のこと。
耐久性と美しさが求められたモデルで、相反する両者を見事に融合したのがシーマスター。
2018年で生誕70周年を記念するシーマスターは、シーマスター1948としてクロノメーター認定を受けた高精度のムーブメントを載せて誕生しました。
シーマスター 1948 マスタークロノメーター スモールセコンド Ref.511.12.38.20.02.001
このモデル。
すごくシンプルで当時のモデルをそのまま生かしたかのような、そんなデザイン。
こりゃあ本当に綺麗だわw
と驚くくらいのドレス系ウォッチ。
クサビ形のインデックスやシャープな針などからジャガールクルトの腕時計に見えなくもない。
それくらい洗練されたデザインをしていますが、戦闘での使用も考慮して作られただけあって耐久性や堅牢性に優れている。
オメガのシーマスターやその他の高品質の腕時計に絶大な尊敬を寄せていたパイロットや水平たちへ向けて、裏蓋のサファイアガラスには
クリスクラフト社の船や英国空軍のジェット戦闘機、グロスターミーティアがレーザー刻印されているのも特別感があります。
さらにはその上からラッカー仕上げがしてあります。
ケースサイズは38ミリで、現代では小ぶりですがそこに初代の意匠が感じられます。
世界限定1948本と数に限りがあるモデルですが、これだけ綺麗な腕時計ならすぐに完売してもおかしくないんじゃないでしょうか。
シーマスター 1948 マスタークロノメーター セントラルセコンド Ref.511.13.38.20.02.001
このモデルもスモールセコンドとスペックはだいたい共有していますが、秒針が位置が違います。
そのため秒針と時分針の区別がつきやすいようにか、時分針が太目にデザインされています。
個人的にはスモールセコンドの方がシャープなデザインなので好き。
どちらのモデルにも替え用ストラップとしてNATOベルトが付属するらしい。
最近スイスの高級腕時計メーカーではこういった感じで買えようベルトを付属するところが増えていますね。
ユーザーにはありがたい。
こちらのモデルも1948年にちなんで限定数は1948本。
2、3年で完売すると思われる綺麗なシーマスターの初代復刻版。
オメガのドレスウォッチでここまでシンプルで美しさが際立ったモデルは珍しいですが、近年そういった流れになってきているのは確か。
デヴィルでもここまでのデザインはありませんでしたが、トレゾアモデルでは洗練されたスタイルのモデルが何本かありましたが、今回のように綺麗なドレスウォッチが登場するのはドレスウォッチ派としてはうれしい限り。
価格帯も低いしコレクションしやすいのもオメガの良さでもあります。
というわけで、バーゼルワールド2018で発表された初代シーマスターの復刻モデルでした。