
さて、バーゼルワールドも始まるまでは長いですが、始まってみればあっという間に終わっちゃいます。
スイスに来て時計の取材をするために来られている人が多い時期ですが、すぐに終わっちゃうと感じるのは腕時計が大好きなのがやっぱり大きいからでしょうね。
海外旅行も終わるし、あっという間の1週間という感じです。
前回の記事で僕は2018年の新作モデルについてご紹介しましたが、そちらのモデルについては以下を参照してみてくだされ。
2018年のバーゼルワールドも3月の22日をもって開催されました。 ロレックスやオメガの新作モデルは中でもかな …
2018年のバーゼルもようやく開催されてしびれを切らしてジリジリしていた僕たちはやっとホッとしたんじゃないでし …
2018年はオメガにとってまたもある節目となった年。 スピードマスターの親でもある存在、シーマスターですが、そ …
こういう感じでオメガは近年の傾向として美しさや細部の詳細、モダナイゼーションにかなり力を入れていて、高品質なムーブメントが出来上がっているので、外観にかなりこだわった次世代のジェネレーションに入っているという感じがしています。
とくにスピードマスターのバリエーション展開では近年のデザイン力の向上には目を見張るものがあります。
スピードマスターにも最近では女性が使用してもおかしくないようなモデルもたくさん発表され、カラーリングやスタイリング、素材や貴石類などの使用が本当に自由になりました。
そういう感じで元々男性色が強かったオメガですが、レディースとして使用できる新作モデルもバーゼルなどの場で注目されるようになってきています。
シーマスター アクアテラ マスタークロノメーター オーシャンウェーブ 38mm 18Kセドナゴールド Ref.220.58.38.20.99.004
この38ミリの少々派手なシーマスターアクアテラなんですが、見てお分かりのように、オメガ独自のセドナゴールドのケースにダイアモンドやルビーなどがびっしり敷き詰めこまれた1本。
ベゼルにダイヤモンドが埋め込まれているのはもちろんのこと、文字盤の波模様のそれより小さな無数の小粒のダイヤモンドが敷き詰められています。
その数なんと191個。
ベゼルとのダイヤモンドとあわせると、、、200を超えるw
とにかくたくさん宝石が使用されていますが、2018年はウェーブがキーポイントになっているようです。
シーマスターが誕生したのが1948年で2018年でシリーズ生誕70周年を迎えます。
1993年にもシーマスターダイバー300Mが登場し、2018年で25周年を迎え、シーマスターにとって非常に大きな年になったというわけです。
さて、その初代シーマスターダイバー300Mなんですが、文字盤に波模様がデザインされていたらしい。
シーダイバー300Mのアニバーサリーモデルとして生まれた新作では初代へのオマージュとしてウェーブダイヤルが復活したそうだ。
それに関係しているのかシーマスターアクアテラにも『波』が描かれています。
これだけ美しい腕時計ですが、中に搭載されているのはオメガ1社のみが作っているというコーアクシャル機構を搭載したムーブメントCal.8807です。
冒頭でもお話ししたように高品質な中身はデザインの可能性をも豊かにし、質実剛健な1本1本を可能にしますが、それを体現したような腕時計とも言える新作のシーマスター。
見た目からは考えられない素晴らしいキャリバーが搭載されています。
腕時計に詳しい人ならクォーツかなと、思った人もいるんじゃないでしょうか。
というわけでオメガが2018年の新作アクアテラでした。
ルビーが誕生石の人もこういうのはラッキーアイテムになるんじゃないでしょうか。
誕生石が高価すぎる宝石じゃなくてよかった、と思う僕であったw