
コストパフォーマンスが高いことでも有名なタグホイヤー。
もともとはホイヤー社だったのがタググループの傘下になってタグホイヤーになりましたが、いまでも当時からのスポーツ時計を得意とす精神は受け継いでいます。
ただ、タグホイヤーは伝統を重んじるブランドというよりも前衛的で、時代の流れに乗った時計作りが上手で、メインのモデルであるカレラクロノグラフは全く持ってモダンなデザイン。
いつの時代でも最新を安価で味わえるのがタグホイヤーなんですが、最近ではコネクテッドモジュラーといわれるスマートウォッチの開発、製造にも注力しており、近年登場したばかりだと思っていたら、今ではバリエーションを多く持つシリーズへと変貌しています。
もうルーキーじゃない感じ。
そして、2018年のジュネーブデイズではタグホイヤーは新たなコネクテッドモジュラーを発表しました。
コネクテッドモジュラー45 フルダイヤモンド Ref.SBF8A4000.70EB0100
スマートウォッチは各社いろいろ出していますが、こんな風にダイヤモンドが本当に埋め込まれたスマウォはまだみたことがありません。
美しいというかハイテクというのか、通常では相いれない感じのスタイルが融合したモデルで、デジタル好きのお金持ちへというかなりニッチなモデルといえるんじゃないでしょうか?
通常スマートウォッチが好きな人はあまり機械式腕時計に興味があることがなく、また、ジュエリーへ関心があることも比べると少な目ではあります。
もちろん例外はありますが、そういった一部の人たちへ向けたかなりニッチなスマートウォッチを2018年のバーゼルでタグさんは発表してきました。
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正直どのくらい売れるのか予想できませんが、大量に売れるものでもないでしょう。
45ミリのホワイトゴールド製のケースやブレスレットに589個ものダイヤモンドが埋め込まれています。
定価はなんと20,995,200円。
2100万円ですが、いったい誰が買うんでしょうかw
かなり冒険したモデルだと言えます。
コネクテッドモジュラー41 Ref.SBF818001.11FT8031 定価¥140,400
コネクテッドモジュラー41 Ref.SBF818001.11FT8033 定価¥140,400
コネクテッドモジュラー41 Ref.SBF818001.11FT8040 定価¥151,200
コネクテッドモジュラー41 Ref.SBF818001.11FT8041 定価¥151,200
コネクテッドモジュラー41 シルバーチタニウムケース x ブラックマットセラミック製ベゼル Ref.SBF818000.11FT8031 定価¥167,400
コネクテッドモジュラー41 シルバーチタニウムケース x ブラックマットセラミック製ベゼル Ref.SBF818000.10BF0609 定価¥243,000
コネクテッドモジュラー41 ブラックPVDコーティングチタニウムケース x セラミックベゼル Ref.SBF818100.80BH0616 定価¥340,200
そして通常のモデル。
41ミリというちょうどいいサイズのノーマルなスマートウォッチです。
スマートウォッチは通常の機械時計やクオーツ時計とは違って文字盤が画面ですから、むやみに小さくできない。
ですからこれ以上小さくすることは出来てもしないので、ある程度大きくないといけない。
それかベゼルの幅を減らすかですが。
という感じでジュネーブデイズ2018で登場した新作のコネクテッドモジュラー。
ホワイトゴールド製のスマートウォッチは驚きましたが、チタンとかセラミック製のケースというのはスマートウォッチでもこんな風に採用されるのは良いことなんじゃないかなと思います。
ムーブメントが機械なのでもう少し値段が下がればなと思うんですが、世界中でスマートフォンの価格が上昇しているのでそれに影響されている感じはやはりあります。