
何かと話題の多いパネライの腕時計。
実は結構文字盤の違いとか製造された年がうんぬんとかで、
時計の価格が変わるブランドでもあるのです。
僕はこれまでそういうのはロレックス独特の現象かと思ったんですが、
実はどうやらパネライにも同じような人気があるみたいです。
とは言っても、
ロレックスほどの過熱感はないんですが。
それでも昔はパネライにはロレックスに良く起こる、
現行モデルにプレミア価格が付くという現象。
少し前にはパネライにもそういったことがあったんですが、
今ではパネライの市場価格は少々落ち着いている。
さて、
今日はパネライのどんなモデルについてかと言うと、
今日もPAM00001について。
このモデル以外とじわる。。
これがパネライなんですが、
シンプルなルミノールマリーナで、
3針のデカウォッチ。
直径44mmというパネライではいたって普通の1本。
1997年に誕生し、
1998年からA番、1999年にB番、
年を重ねるごとにアルファベットが増えていくわけですが、
この辺がロレックスぽい。
これが通常モデルのPAM00001。
これが特別エディションのPAM00001。
違いが判るでしょうか?
まあ一目瞭然なんですが、
一応解説します。
文字盤に、
『 FIRENZE 』
と表記されている特別モデル。
パネライが創業されたのはフィレンツェで、
1860年に始まった結構歴史のある時計メーカー。
なぜか2014年にルミノールマリーナ PAM00001の特別版を製造し、
フィレンツェのブティック限定で販売したレアなモデル。
その数わずか159本。
いろいろと不思議なパネライ。
なぜ2014年なのか?
なぜ159本なのか?
まあだけど限定品で1000本以上もあったら、
結構限定感がないので、
僕としてはこういう本当に少ない限定品はうれしい。
持ってないんですけどねw
限定感が感じられる場所として、
時計の裏蓋が挙げられます。
こういう感じ。
なんでしょう?
ショーケースですね。
ガラス張りの。
フィレンツェにあるショップのガラスケースが、
時計のケースの裏蓋にエングレービングされています。
159本しか製造されていないので、
プレA番のPAM00001より少ない。。
イタリアのフィレンツェで創業されたパネライ。 1860年という老舗で、 もうすぐ創業200年。 は言い過ぎかw …
ただこのモデルは2014年に出たばかりのQ番なので、
1997年のプレA番に比べればやはりレア度は低いです。
価格も100万円以下を切っていますが、
いつ100万円を超えるかわからないモデルです。
中に搭載されているムーブメントは、
手巻きのOP IIと呼ばれるキャリバー。
ベースとなっているのは、
ETAの6497/2で、搭載され始めたのは1997年から。
当時としては結構長めのパワーリザーブ56時間を誇り、
現在でもこのリザーブ時間は割と重宝する長さ。
自動巻きの機械式ムーブメントで50時間を切っているモデルはたくさんありますからね。
僕が昔持っていたスイスの機械時計も40時間そこらだったので、良く時計が止まっていたのを思い出します。
こういう感じでレザーストラップはやっぱりブラウンが良く似合います。
他の記事でも書いているんですが、
パネライの時計はそのデザインからか、
どんな色のレザーストラップでも似合います。
NATOベルトも下手したら似合うんじゃないでしょうか。
まあパネライは断然レザーストラップが良いんですけどね。
ただこのモデル、
付属品として、
ラバーストラップが付いてきます。
黒いやつで、
『 OFFICINE PANERAI 』
のロゴが書いてあるやつ。
こういう感じ。
中には、というか結構ラバーストラップが好きな人もいるので、
こういう感じでスポーティに使いたいという人には結構、重宝するんじゃないでしょうか。
僕だった青系の社外レザーストラップを合わせて楽しみたいと思いますが、
赤でも良いかなと思います。
もちろん茶色でもいいんですけどね。
何色でもいいんじゃないかい!
と言われそうですが、
そうなんですよねw 割とw
総合的に見ても、
ルミノールマリーナは、みなさんがイメージしているパネライの時計のベースとなっている感じの時計で、
パネライといえばルミノールの3針、つまりルミノールマリーナを想像するんじゃないでしょうか?
その第一号ともいえるベース的モデルで、
限定生産となっているフィレンツェモデルはこれからちょっとしたプレミア価格が付きそうな予感。
そういう意味でも面白い時計かもしれない。