
パネライの時計の第一印象はやっぱり大きい時計ということ。
デカい、ごつい、存在感。
そういった形容詞をもつ腕時計はパネライ以外にはありません。
あったとしても僕は知らないのですが、
とにかくその大きなケースが日本人の細い手首の幅いっぱい、
もしくはそれ以上に広がり、
それがまたたまらずかっこいいわけですが、
それでもせいぜい47mmという大きさは許容範囲だったりします。
これは47mmのPAM00662というラジオミール。
日本人の手首には確かにかなり大き目に出来ていて、
違和感を覚える人もいるでしょうが、
ブレスレット感覚で着用出来、そこに時計機能が付いていると思えばなんら問題はありません。
何度も言うようですが、
そこが良いんですよね。
でも今日はもっと大きなモデルを紹介しようと思う。
47mmより大きいというのは、もはや通常使用できないくらいの大きさだ。
PAM00191と呼ばれるこのモデル、
実は時計じゃあない。
よく見れば確かに全く時計じゃないんですね。
方位磁針、つまりコンパスだ。
パネライはもともと計器などを作っていたメーカーで、
温度計やメーターなども作っていたのかな?
なので腕時計以外にも幅広く技術を持っているので、
こういったコンパスやサーモメーターなども製造して数少ないながらも日本に入ってきている。
パネラーならこういう計器類全部ほしいと思うのでしょうな。
確かにここまで高くなければ腕時計型コンパスもちょっと欲しい。。
名探偵コナンの道具にもなりそうだw
さてこのPAM00191という腕時計型コンパス、
ラグを含めた縦の長さは75mm。
完全に手首の幅を超えているw
こんなのどうやってつければいいのか?
と最初思ったんですが、
服の上から着けなさいってことなんでしょうね。
よく考えたらこういう特殊な道具は、
特殊な状況下じゃないと使用しないので、
アウトドアやどこか探検するときにしか使用用途がないので、
作業服や防寒着の上から着用するんだなと、後々気づいたのでしたw
ちなみにケースの横幅、つまり純粋な直径は60mm。
それでもデカい。
同じくパネライが製造する手巻きムーブメント搭載のテーブルクロック、つまり置時計なんですが、
それと同じくらいの大きさの径を持っている。
時計にはいろいろ種類がある。 一番一般的なのが掛け時計。 その他には、 腕時計、置時計、砂時計、懐中時計などな …
パネライというブランドは面白いばかりだ。
これは横から見たコンパスの画像。
非常に厚みのある風防で、実は強化プラスチック素材で出来ている。
プレキシガラスと呼ばれるやつだ。
なので小傷が出来てしまうが割れることは無いだろうと。
磨けば綺麗になるのかな?
全体的な厚さはだいたい33mm。
通常の時計の2倍です。
ちなみにケース素材、ベゼル素材はチタン。
防水性は100m。
その辺は探検家ウォッチ(ウォッチじゃないんですが)用らしく実用性は備えている。
とは言っても普段使いで利便性を感じるどころか、
むしろ重くてめんどくさそうですが、
ファッションアイテムとして、話題性を生み出すツールとしてはかなり役に立ちそうだ。
あとは個人的なコレクションですね。
パネライは腕時計だけじゃなくて、
置時計や掛け時計、今回の方位磁針や温度計などなど、
いろんな腕時計以外のモノを作っているので、
一通り集めたくなる気もわかる気がする。
その第一歩がこのコンパスでもいいし、置時計でもいいし、
とにかくパネライには他のブランドにない中毒性を感じるw
このごつさで、
時計としての機能が全くなく、
ただのコンパスという、
実用性の低さでは右に出るものはなさそうですが、
すごくかっこいいのはかっこいい。
『なんでコンパス着けてるの?』
と言われても不思議ではないのに、欲しくなるのはやっぱり男じゃないとわからないw
そんなこと言われても、
『そこにコンパスがあるから』
とさらりと言ってあげましょう。
『あるんじゃなくて買ったんでしょ?』
と言われても笑顔で去りましょう。
『世界限定300本なんだよ。』
と言っても、
『ふーん』
でお終いにされますが、気にしちゃいけません。
それが男の美学というやつなのですから。