
パンダは世界中のアイドル的存在。
意外と凶暴な性格なんだなあと思っていたのですが、
実は子供のパンダは無邪気この上ない。
という印象をある動画を見てから思ったわけです。
かわいいw
パンダがこんなに可愛いとは思ってもみなかった。
パンダといえば真っ先にパンダ文字盤が浮かぶのは時計好きにとっては普通のこと。
パンダ、逆パンダ、黄色パンダ、赤パンダ、なんでも来いだ。
さて今日はそんな可愛いパンダを連想させる文字盤を使用したルミノールについて。
PAM00060と呼ばれるルミノールのクロノグラフモデル、
通称、ルミノールクロノ。
そのまんまなんですけどねw
このルミノールの一番の売りはムーブメント。
なぜでしょう?
勘の鋭い方、正解です。
そう、エルプリメロが入っているんです。
ゼニスのハイビートムーブメント、エルプリメロをベースにパネライが独自に変更を加えたムーブメント、
Cal.OP VIが入っているんです。
フライバッククロノというまあ特殊な計測機能が付いた特殊なムーブメント。
フライバックとは、
クロノグラフの計測針が瞬時に0に戻ってもう一度別の対象物を計測し始める機能のこと。
これを繰り返すことが出来る機能なんですな。
一応コンプリケーションになるのかな?
定かではありませんが、
エルプリメロベースのムーブメントを搭載したパネライはこれまでに6本あったのを前に紹介していますが、
スイス時計のブランドって割りと強いライバル関係にあるんじゃないかなと思う。 時計なんて一生のうちに何本も何本も …
今回はエルプリメロにフライバック機能がついたモデルで、
世界限定300本という数少ないラインナップなんですな。
フライバック機能がついたCal.OP VIが他のパネライに搭載されているかはわかりませんが、
とにかくゼニスの名機を積んだかなり魅力的な1本。
なんてたってデザインが良い。
パネライのイメージはやはりレザーストラップだと思うんですが、
クロノグラフモデルのルミノールにはちょくちょくブレスレットタイプのモデルが存在する。
特にエルプリメロを載せたシリーズは、ケース径が40mmと小ぶりで、
ブレスレットタイプでも思ったほどしつこさがない。
これ47mmブレスレットタイプなら存在感は半端ないでしょうが。。
それでも僕はパネライが好きだから気にならないでしょうね。
デカウォッチの神髄ですからね、パネさんは。
とまあこういう風に見てみると、
ロレックスのデイトナとも、ちょっとだけ共通点がある。
エルプリメロを載せている点と、ケースサイズが40mmという点。
パンダ文字盤も手巻きデイトナの白黒ダイヤルを連想させる。
パネライとロレックスは協力関係にあった過去もありますから、
いろいろと無関係ではないかもしれません。
ただルミノールの基本デザインとして、クッションケースやリューズガードがあるので、
決定的にデイトナに似てくるということはあり得ないんですが、
良いライバル時計にはなりそうだ。
ちなみに素材はステンレスとチタンのコンビ。
どちらも同じような色なのでわかりにくい。
まあでもチタンの方が少し色が暗いかな。
うーむ、神々しい。
エルプリメロが入っているとやっぱり無性に欲しくなる。
実際ロレックスのデイトナも、自社製ムーブメントモデルも好きなんですが、
初めて自動巻きになった4代目のRef.16520もかなり魅力的。
このモデルはロレックスがエルプリメロ搭載のデイトナの生産を終了した2000年という節目に誕生したルミノールで、
世界限定300本のみ生産された希少なモデル。
現在では存在すれば150万円くらいはすると思われる。
といってもデイトナの生産終了モデルに比べれば割安。
エルプリメロを載せたモデルならこれから価値が上がっていく可能性も十分ある。
一時期パネライブームが到来したときは現行モデルでもプレミア価格がついたりしたことがあったみたい。
今ではパネライの人気は安定的なので安心といえば安心。
パンダ文字盤とパネライは無縁だと思っていたので、今回はうれしい発見でした。
パネライはもうちょっとパンダ文字盤や逆パンダに意欲的になればなと思ったのでした。