
クリスマスがやって来ます。
クリスマスのたびにプレゼントや贈り物について頭をなやませなければいけませんw
プレゼントだけがクリスマスではありません。
とても大きなイベントですが、クリスマスはやっぱり家族で過ごすのもいいし、
恋人と過ごす大事なイベントでもあります。
日本では特に恋人と過ごすロマンチックな日としてのイメージが強いですかね。
そんなクリスマスにはやっぱり男性から女性へ、女性から男性へとプレゼントが必要になってくると思いますが、
パネライには頭を悩ませなくても良い夫婦ウォッチがあります。
これまでスイスの時計ブランドで、時計をセット販売していたところが他にあったでしょうか?
僕が知らないだけかもしれませんが、
オメガにはミッションズと呼ばれる40本セットwがあって、コレクション性の高さから現在でも集めきれなかった個体を探している人がいると思います。
スピードマスターミッションズというのをご存知ですか? スピードマスターには本当にたくさんの種類があって、 覚え …
ミッションズは確かにかなりのファンを熱狂させたに違いないセット。
超有名なアポロ計画からスカイラブ計画、その礎となったジェミニ計画を記念するモデルが当時40本セットで800万円くらいで売られていたそうだ。
パネライのセットはこういうマニア向けのモデルではなく、カップル向けのロマンチックなモデル。
オメガのミッションズもロマンチックなんですが、向けられたターゲットが全然違いますw
これ、PAM00785と呼ばれるモデル、というかセット。
本当はそれぞれにリファレンスが与えられているんですが、
セット販売になった時にPAM00785と呼ぶみたいだ。
これって結構便利な名付け方だよな、と感心する僕であった。
でこの黒文字盤の方はPAM00594と呼ばれるモデルで、白文字盤の方はPAM00602と呼ばれている。
どちらも近年のパネライらしいデザインが特徴的で、パネライが生み出した技術が搭載されているのがよくわかります。
まずはPAM00594から。
この黒いモデルはDLC加工された1本。
簡単に言えば炭素被膜。
素材の特徴としては硬く、低摩耗であるため、金属部品がこすれる場所などに使用されることが多い。
パネライ自身もこのDLC加工を人工ルビーに施したムーブメントを生み出し、50年間オーバーホール不要のすごい機械、Cal.P3001/Cを作り上げた。
その加工技術が使用されたのがこのルミノール。
パネライで良く使用される8デイズのパワーリザーブ用のムーブメントCal.P.5000が載せられたモンスターウォッチ。
最大192時間の可動時間を誇るツインバレル搭載の自社製ムーブメントがこれ。
手巻きなのでいつでも巻き巻き出来るのがハンドワインドの良さでもあります。
あとはツウっぽいですからね。手巻きは。
インデックスやハンズ(針)にはパネライ独特のヴィンテージ調の夜光塗料が使われているため、
黒く、味のあるスタイルは新しいので綺麗なんですけど、アンティークスタイルの雰囲気も感じられる。
PAM00602のリファレンスを与えられた白文字盤のルミノール。
44mmと、女性が使用するにしても少し大きい可能性もありますが、44mmを実際に着用してみて、このサイズがオッケーならおすすめの1本。
12個全部のインデックスがデザインされたのがこのホワイトダイヤル。
黒いのはサンドイッチ文字盤ですからこれがなくなると伝統的なパネライとは言い難い。
人気の仕様であるためここは外せないという人も多い。
白い文字盤のオールインデックスもホワイトダイヤルモデルの伝統といえば伝統。
陶器質のマットな文字盤の質感もずっと続く仕様。
これらがホワイトダイヤルモデルが人気の理由。
実際女性は白文字盤タイプを良く購入するらしい。パネライでは。
確かにホワイトダイヤルは味があります。
単純にきれいにサンレイ仕上げがされた文字盤ではなく、艶めかしくマットな質感のある文字盤というのは、パネライらしい。
同じくこのモデルにもP.5000が搭載された8デイズ。
高スペックな夫婦ウォッチということになる。
世界限定で500セットしか販売されていないモデルで、両方合わせても1000本。
パネライのモデルで500本というのはかなり少ない。
おそらく1年か2年で生産を終了するモデルだと思われます。
パネライのペアウォッチについては以前にも個別に選ぶという方法を紹介したのですが、これは手間いらずという点で良いw
パネライの腕時計は似すぎているとは確かに思う。 基本的なクッションケースや文字盤デザインはだいたい同じ。 数学 …
こっちでいろいろとペアになり得るルミノールについて力説してるんで良かったら呼んでみてください。
クリスマスに限らず、ペアウォッチというのはやっぱりおすすめです。
夫婦、またはカップルで同じ、もしくはそれに準ずる時計をしているというのは心が通い合っている気がします。
ペアなら指輪が一番一般的だし、ネックレスもペアにするのも良い。
ちょっと経済的に余裕が出来てきたら腕時計に行くのも良いと思っています。
時計好きじゃないとそうはならないと思いますが、腕時計でペアってのも乙ですよ。