
みなさんはレーシングが好きですか?
僕は実は、レーシングには目がない。
特にカーレーシングが好きで、ポルシェスーパーカップの音の迫力にはびっくらたまげたもんだ。
それよりすごかったのがF1。
まだF1のエンジンがターボになる前のV8の自然吸気エンジンを搭載しているころに見たF1の音の凄さにかなり感動したのを覚えています。
あと、通過速度が並大抵の早さじゃない。
よくあんなのを2時間も集中して運転できるなと感心するほど。
すごいのはF1だけじゃありません、千葉の幕張で行われるエアレースもやっぱりすごい。
あの機動力のある飛行機レースというのは手に汗握るという表現がぴったりのレーシング。
陸と空のレーシングがあるのだから、当然、海のレーシングもあります。
ヨットレーシングがそれ。
クラシックヨットレースなので、エンジンを搭載していない、帆をつけたクラシックなヨットがレースをします。
1851年から続く伝統ある競技で、歴史は現代オリンピックよりも古い。
もちろんワールドカップなどよりもかなり古い。
アメリカズカップと呼ばれるのがその競技で、国際的にもかなり有名なヨットレース。
とても大きなお金が動くビッグスポーツなのです。
日本ではあまりなじみのない海の競技やスポーツ。
海に囲まれた国でありながら、サーフィンや水泳、ボートやヨット、水球などの水に関連したスポーツは日本ではまだまだ普及していない。
それゆえにアメリカズカップの存在を知らない人が多いのも当然といえば当然なのですが、
実はソフトバンクがスポンサーとなって、関西のヨットチームがアメリカズカップのレーシングに2017年には出場している。
その名もソフトバンクチームジャパン。
なかなかかっこいいチーム名だ。
って、そのままなんですけどそれが良いw
全6チームで行われた世界最大のヨットレースに日本の企業とチームが参戦し、好成績とは言えないながらも、2017年は、ヨットレースの世界に日本が飛び込んだ年だった。
そんなソフトバンクチームジャパンに敬意を表して、パネライは2017年にトリビュートモデルを発売します。
世界限定150本。
さて、2017年はソフトバンクにとってとても大きな1年になりました。 まず、野球の日本シリーズで優勝したのもソ …
2017年のアメリカズカップの公式時計に選ばれたパネライはアメリカズカップに向けた腕時計を1本、PAM00727、
ソフトバンクチームジャパン向けた1本、PAM00732の他に、
惜しくもエミレーツ・チーム・ニュージーランドに負けて2位で大会を終えた、オラクル・チーム・USAに向けた記念モデル3種類を発売しました。
アメリカズカップをご存知ですか? そう、国際ヨットレースのこと。 腕時計ブランドとアメリカズカップは実は切って …
ちなみにこれがアメリカズカップの記念モデル。
35回目の公式時計。
さてパネライがオラクル・チーム・USAに向けたモデルを3本見てみたいと思うのですが、基本テーマは赤と青。
アメリカの国旗がイメージされたモデル。
どれもパネライにしてはハイカラなモデルばかり。
ルミノール 1950 オラクルチーム USA 8デイズ アッチャイオ 世界200本限定 44mm PAM00724
まずは1本目。
44mmのケースサイズはパネライの基本サイズになっているようだ。
ルミノールのと言ったほうが正確かもしれません。
8デイズという長いリザーブ機能が付いた3針時計で、特別な仕様はデザイン以外にはないものの、基本スペックが極めて高い1本。
そのムーブメントには自社製のCal.P.5000が使用されている。
シンプルなデザインにまとめられていますが、青や、レザーストラップのステッチなどから特別エディションだというのが分かる1本。
裏蓋を見ればオラクル・チーム・USAに向けられた記念モデルのエングレービングが見えます。
世界限定200本という少なさも人気の理由。
まずはこのルミノールが1本目。
ルミノール 1950 オラクルチーム USA 3デイズ クロノ フライバック オートマティック チェラミカ 世界200本限定 44mm PAM00725
このモデルはよりヨットレーシングらしい1本。
まず黒いセラミック製のケースがそこはかとなくかっこいい。
アメリカズカップを象徴する赤と青ともよくマッチしている。
レーシングモデルらしく、クロノグラフも搭載されたルミノール。
他とは違うプッシャーやリューズガードなどなど、パネライを感じられるモデルに仕上がっています。
マットブラックな外観とクロノグラフのスタイル、赤と青のステッチの入った革ベルトなどの組み合わせがひじょおうううに良い。
Cal.P.9100が搭載され、フライバック機能がヨットレーシングにはぴったり。
3デイズのロングリザーブも付いています。
これ以上は望めない高いスペックを保持したスポーツダイバーズウォッチ。
世界限定200本と、限定品なので、すぐになくなるでしょう。
このモデルはかなりかっこいい。
ルミノール 1950 レガッタ オラクルチーム USA 3デイズ クロノフライバック オートマティック チタニオ 47mm 世界200本限定 PAM00726
この1本はパネライとアメリカズカップすべてのコラボモデル(ソフトバンクモデルも含む)のなかで唯一の47mm。
チタンをケース素材に使用し、Cal.P.9100にカウントダウン機能を追加した、Cal.P.9100/Rを載せたさらに高機能な1本。
ヨットレースでは必要不可欠なカウントダウン機能を搭載した時計。
ストップウォッチでも良いんですが、機械時計に詰め込んどという点に価値があります。
オラクル・チーム・USAに向けられたモデルの中で一番ハイスペックなのがこの1本で、
同じく世界限定200本と、数に限りがある。
裏蓋には3本ともに同じエングレービング加工がされ、記念モデルであることを象徴しています。
3モデル合わせてもたった600本しか存在しない今回の記念モデル。
ヨットレーシング関係なしにこのカラーリングはオシャレだと思う。
特に2本目のPAM00725のチェラミカモデルは僕好みのブラックウォッチ。
パネライが担当したアメリカズカップ記念モデルとチームへのトリビュートモデル、
どれも赤と青を基調とした、これまで見れなかったスタイルのルミノールだ。
おそらくこれからもこんなハイカラなパネライは見れないかもしれない。
それだけにヨットレーシングとは関係なしに面白いルミノールだと思う。