
パネライの腕時計には人を虜にするという感じの話を前回したのですが、
パネライを1本で買った人は2本目もまたパネライが欲しくなるというようなプリングルスのような現象が起こります。
コレクション性の高い腕時計をいくつも生産し、ファンを喜ばせるのがパネライ。
最初敬遠してた人でもなんだか木乃伊取りが木乃伊になる現象がよくある。
前回はパネライをすでに保有している人におすすめする『2本目のパネライ』を僕のテイストでリスト化してみたんですが、
パネライはロレックスと類似している点が結構あります。 まずロレックスにもパネライにも熱狂的なファンがついている …
今日は『2本目にパネライ』というテーマで行こうと思います。
さてどう違う?
説明不要だと思いますが、一応。。
『2本目のパネライ』、これは1本目に本気のパネライを所有していると仮定し、援護射撃的な意味で2本目に実用性の高いパネライを選んでみたわけですが、、
『2本目にパネライ』では他社からの移行みたいな感じ。
言ってみればMNPみたいな感じですかねw
2本目で初めてパネライを選ぼうという人にゴールドの人生本気時計とまではいかないまでも、割と低予算で行ける本気度の高いパネライを5本ほど選んでみたいと思います。
機械時計他社ユーザーにパネライの良さを存分に知ってほしいと思いますw
第1位. ラジオミール 3デイズ アッチャイオ 世界限定1000本 47mm PAM00687
このモデルは2本目のパネライとしては4位にしてみたんですが、
本気時計としても使用できるかなりかっこいいモデル。
実際このモデルは僕の中ではパネライの中で1番か2番くらいに好きなモデルで、実用性などでは他に勝る腕時計がたくさんあるし、
常に着用する腕時計としては向かないかもしれないのですが、1本目の本気パネライとしてはかなりおすすめ出来るモデル。
なにせかっこよさが尋常じゃありません。
腕時計の両面が12角形になっている腕時計は後にも先にもこのモデルのみ。
12角形自体が珍しく、フラットで47mmというボディは装着感が抜群に良かった。
ブレスレットと併用すると尚かっこいい。
こんなモデルはパネライ以外では他にない。
第2位. ルミノール ドゥエ 3デイズ オートマティック アッチャイオ 45mm PAM00674
共通点は薄さ。
45mmのケースサイズに11mmを切る厚みがこれまでパネライとは一味違う雰囲気を醸し出しているのですが、
基本的なデザインは全く同じで、中に入っている機械もモダンで現代の技術を集めた優秀なキャリバー。
時計が大きすぎないので、スーツにも合いやすく、出来る男を演出できそうな、そんな雰囲気もあります。
実際、近年のパネライの腕時計のケースはロレックスやパテックフィリップと同じで、鍛造で作られているので、輝きが違う。
より密度の濃いステンレスケースはそれだけで高級に見える。
きめが細かいので磨いたときに差が出るためだ。
ルミノールの場合は使用しているステンレスの量も、リューズガードの体積などのおかげで増えており、
クッションケースやリューズプロテクターも含めキラキラとよく反射します。
腕元から覗くドゥエは上品で、薄くなっているにも関わらず、パネライの雰囲気を損なっていないという点でもかなりおすすめ。
本気のステンレスウォッチならルミノールドゥエもかなり良い。
第3位. ラジオミール ブラックシール 8デイズ アッチャイオ 45mm PAM00609
2本目で初めてパネライを買うという人にはちょっと物足りないかもしれない2針。
2本目もパネライという人にはお勧めできるのが時針と分針しかないモデルなんですが、
初めてのパネライだと3針でもいいんじゃないかなと思う。
ラジオミールのブラックシールは3針でもシンプルこの上ない。
ルミノールの方が後発的で人気なんですが、ラジオミールのシンプルさかつヴィンテージ感が好きな人には、
ぜひブラックシールのモデルをおすすめしたい。
8デイズのロングリザーブも手巻きで実現していて、飽きの来ない簡素な外観がじわじわと好きになっていくんじゃないでしょうかね。
何度も言いますが、パネライはするめのようなブランド。
第4位. ラジオミール コンポジット 3デイズ 47mm PAM00504
1本目で他社の本気モデルを持ってたら、パネライでは少し遊んでみたいという遊び心もあるかもしれません。
そんな人には黒いラジオミールもなかなか良いですよ。
パネライコンポジットと呼ばれるセラミック製の黒いケースは47mmと、圧巻。
マットなブラックとブランレザーの組み合わせが少々ミリタリーでヴィンテージ。
かなり特殊な雰囲気を持っています。
ムーブメントは自社製の手巻き。
巻き巻きしておいておけるのも魅力の一つです。
3日に一回巻いておけばいいわけですから着用するのは時々でも止まらない。
そこがパネライが2本目にも出来る最適な理由。
第5位. ラジオミール カリフォルニア 3デイズ 47mm PAM00424
やっぱりどうしてもカリフォルニアダイヤルは外せないw
この文字盤の風変わりなところがすごく魅力的で、1本目で買う時計というよりも2本目で遊び心を持ったパネライという感じで持っておきたいモデル。
かなり玄人志向の文字盤デザインは文字通りユニークダイヤルと呼ばれている。
遊び心に関してはこのモデルの右に出るパネライはないんじゃないでしょうか。
それだけに2本目で買うにはぴったり。
1本目を他社で本気モデル、2本目で遊び心のあるパネライ。
これが男の余裕を醸し出している。
かなりお勧めですね、これも。
基本的に5本とも僕が個人的に欲しいモデルばかり。
ラジオミールがベースとして多いのも僕の好みから。
シンプルなスタイルにちょっとした味付けがある腕時計が好きなので、こういうチョイスになってしまったのですが、
基本的に大人っぽいモデルが多いのもパネライの特徴。
スポーツウォッチというよりもクラシックなダイバーズをベースとしている。
ダイバーズにも見えないダイバーズではあるんですが、防水性が極めて高く、ロングリザーブを誇っているのもパネライの長所。
2本目にパネライ。
いろいろ吟味して是非初パネライをエンジョイしたいですな。