
僕は子供のころ、小学校の先生に目に一番優しい色は何色かと聞かれ、自信満々に黄色だと答えたことがあるw
そりゃあ黄色は明るい色だし、お金とかの色だし目に良いに決まってるでしょう、ドヤ!
な感じで答えたんですが、黄色は逆に目にシゲキックスかなんかで、白とか黄色とかは目が休まらない色なんだとか。
それで先生に答えを聞くと緑なんだよと優しく教えてくださいましたw
自然にある色が緑で、木とか山とか見てると目にいいでしょと言われ、なるほどと納得したのを覚えています。
目にいい色、緑。
そういえばちょっと昔、ロレックスのイエローゴールドとグリーンダイヤルの組み合わせのデイトナとデイデイトを見た時、これはすごい、と思いました。
心の底からこの組み合わせのカラーリングに感銘を受けて、それ以来デイトナのイエローゴールドと緑色の文字盤のモデルはデイトナのなかで1,2番目に好きなやつになりました。
とはいってもイエローゴールドだと300万円は超えるので簡単に買える金額ではありませんが、その辺もまた夢があっていいんですけどね。
パネライにもそれとは少し違うんですが、緑色の文字盤のルミノール、ハロッズ限定モデルがあるのを知ってちょっとびっくりしたのです。
これまでパネライでグリーンダイヤルを見たことがなかったというのが大きいんですが、シルバー色のチタンとダークグリーンがうまく組み合わさってこれも渋いなと思ったわけです。
ハロッズというロンドンに位置するイギリス一の老舗高級百貨店。 日本にも三越とかそういう高級で老舗な百貨店があり …
調べてみると、パネライには他にも緑色を使用したダイヤルがいくつか存在するようだ。
今日はそんなグリーンダイヤルのパネライについてお話していこうと思う。
ラジオミール 8デイズ チタニオ 45mm PAM00735
さてこれが問題の1作目。
別に問題じゃないんですが 、この緑色の綺麗なダイヤル僕たちの心を奪いそうです。
さっきのイエローゴールドのデイトナじゃないんですが、このモデルはチタンが使用されているにも関わらず、やけにグリーンダイヤルと調和がとれています。
なんでかと考えていたらおそらくゴールドがインデックスやハンズに多用されているからだなと。
ゴールドとグリーンはなぜか相性がよく、言葉では表せないような高貴な感じを表現します。
それでいてケースにはシルバー色のチタンを使用しているので、時計が引き締まって見える。
エコノミー的にもそう。
これがオロロッソやオロローザならかっこよさはピカ一でしょうがシルバーで少しグレードを落とした安心感みたいなのがあります。
ラジオミール 1940 3デイズ PAM00736
次のグリーンダイヤルはラジオミールの1940で登場です。
ラグが太くて、シリンダータイプのリューズになっても緑色の文字盤は似合います。
このモデルはデイトに拡大鏡がついてないだけスッキリした印象を与えています。
ラグもモダンになってデザイン全体もスッキリしている。
ムーブメントには手巻きのCal.P.3000を使用し、同じく3デイズ実用性を発揮しています。
ルミノール 1950 クロノ モノプルサンテ 8デイズ GMT チタニオ PAM00737
最後の3本目はルミノール。
ルミノールにだってグリーンダイヤルはバッチリ似合ってます。
このモデルは最初の2本のラジオミールと違って機能が複雑化しています。
モノプルサンテと呼ばれるワンプッシュクロノグラフを搭載しているコンプリケーション。
ケース左下にあるボタンでクロノグラフ機能のすべてを管理出来ます。
スタートとストップ、そしてリセット。
これがモノプルサンテと呼ばれるワンプッシュクロノで、計測機能としては使いづらい。
しかし機能をすべて一元化しているのでより複雑なわけです。
機械時計は複雑になればなるほど効果になりますから、こういう機能は時計の価値を高めます。
使用されているムーブメントは自社製のCal.P.2004。
ワンプッシュクロノのほかにもGMTや8デイズ、デイ&ナイト表示がわんさかついたマリオパーティ的な1本に仕上がっています。
こういう感じで3本同時に登場したグリーンダイヤルのルミノールとラジオミールですが、
文字盤が緑色になってより落ち着いた雰囲気は出しているんですが、特別エディションの感じも十分出しています。
さらには目にも良いw
文字盤が青かったり緑色だったり、大人っぽい雰囲気になる感じは共通しています。
青はよりエレガントに、緑はよりリラクシブに。
どのブランドでもグリーンダイヤルはスペシャルエディションだったりするんですが、どうやらパネライでも緑はそういう位置にあるようです。