
ラジオミールやルミノールは海の時計
パネライの腕時計は海の時計です。
そうは見えないんですが、ダイバーズウォッチとしてもマリーンウォッチとしても使用できる腕時計です。
これまたそうは見えないんですが、ほとんどのモデルが防水性100メートルを実現しているすごいやつばかりで、ただのデカ厚だと思っていた人は、ちょっとだけパネライを見直したんじゃないでしょうか?w
パネライはメインのモデルが2種類しかない珍しいブランドで、
ラジオミールとルミノール、あとはそれらの派生が存在するんですが、ほとんどはこの2シリーズのみです。
どちらも海の腕時計ですから、視認性がとても高く、ごついところは水圧にも耐えられそうでとても頼もしいです。
ラジオミールのワイヤーループラグは少々頼りないですがw
前回僕はラジオミールには青いダイヤルがとても良く似合うとお話ししましたが、パネライはそんな青いグラデーションダイヤルをベースにいろいろなバリエーションを増やしていたのです。
SIHHで発表されない新作パネライ 新年を迎え、1月、2月、3月になると腕時計の業界が忙しくなります。 ジュネ …
今日はそんなバリエーションを一挙に紹介したいと思います。
青いグラデーションダイヤルを使用したラジオミール1940たち
ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ – 47mm Ref.PAM00932
定価: 1,000,000円
このモデルは前回紹介したモデルです。
このブルーグラデーションモデルの中では唯一手巻きなのが特徴です。
あと一番大きい47ミリケースが使用されているのもこの1本のみですから、この中では一番マニア受けするタイプの1本ですかね。
ラジオミール1940 3デイズ オートマティック アッチャイオ – 42mm Ref.PAM00933
定価: 1,120,000円
42ミリの自動巻きの3デイズ。
小ぶりなパネライが好きな人におすすめの、便利な自動巻きの1本。
実用性で言えばこの中で一番のモデルだと思います。
ブラックとブルーのグラデーションがきれいで、H.モーザーのヒュメダイヤルを連想させる魅惑的な1本です。
ラジオミール1940 3デイズ GMT オートマティック アッチャイオ – 45mm Ref.PAM00945
定価: 1,290,000円
3デイズのパワーリザーブモデルにGMT機能が追加されたモデル。
海外旅行などをする人向きの1本で、空の上で深海をエンジョイできるモデルです。
ラジオミール1940 3デイズ GMT パワーリザーブ オートマティック アッチャイオ – 45mm Ref.PAM00946
定価: 1,310,000円
パネライ特有の扇形のパワーリザーブインジケーターがGMTモデルに追加された1本。
いつの時代もパワーリザーブインジケーターのファンがいますから、これが決め手になる人もいると思います。
ラジオミール1940 3デイズ オートマティック オロロッソ – 45mm Ref.PAM00934
定価: 2,500,000円
そして、オロロッソと呼ばれるレッドゴールドの1本。
イタリア語でレッドゴールドを意味するオロロッソと深海のブルーグラデーションがなかなかの組み合わせ。
レッドゴールドモデルでは自動巻きの巻き上げローターも22Kが使用されており、ステンレスに比べると重いので、巻き上げ効率も良いんじゃないかなと思います。
ゴールドモデルはゴールド素材をローターに使用しているんですが、デメリットとしては防水性が50メートルなんですね。
その他のステンレスモデルはどれも100メートル防水です。
まとめ
まとめると、このグラデーションダイヤルは非常に良い。
病みつきになりそうなほどきれいな色合いをしています。
H.モーザーと言うブランドは、こういった感じで、外に向かって色が濃くなっていくグラデーションのダイヤルを多用するメーカーですが、
パネライのようなごつい腕時計にもとても良く似合っています。
海の腕時計だからということもあるでしょうが、妖艶な感じのダイヤルは人目を引き付ける何かを持っています。
とにかく美しい1本で、僕は47ミリの手巻きモデルがこの中では一番いいかなと思いました。
パネライの47ミリは一度味わうと癖になりますからね。