
箸、それは僕のあだ名w
がりがり僕は箸とかもやしとか呼ばれたりしている。
これといって気にしたことはありませんが、しゃがんでいる時に祖母が後ろで僕のあばら骨を数えている時には秋の小寂しい感覚に襲われた。
そんな僕が今日お話しするのは箸じゃなくて橋のこと。
w
橋は英語でブリッジ。
みんなご存知だと思いますが、今日はこのブリッジの話。
ブリッジと時計というと、勘の鋭い箸っ子、もやしっ子のみなさんならお分かりだと思いますが、
(え?失礼?さーせんw)
そう、ジラールペルゴの複雑時計で使用されているあれです。
文字盤上にかかっているあの橋です。
こういう感じのやつです。
ジラールペルゴが文字盤に掛ける橋はテンプ用のものであることが多く、トゥールビヨンなんかもこの橋が利用されています。
つまりこういったブリッジはジラールペルゴの複雑時計などで使用されることが多く、パネライにもトゥールビヨンのムーブメント供給していた経緯のあるジラールペルゴのブリッジむき出しのラジオミールを見たことがある人もいるんじゃないでしょうか?
ネオ・ブリッジ Ref.84000-21-001-BB6A
こういう感じのモデル。
これまでのコンプリケーションではトリプルブリッジというのかなんというのか、
文字盤の上段、中段、下段にブリッジが掛けられていましたが、
このモデルはコンプリケーションではないのにブリッジを採用した初のモデルで、複雑時計ではないのにまるで複雑時計かのような雰囲気を出しているのが特徴的。
自社の常識を破った感じのモデル。
楔のようなインデックスがリングのようにセットされたケースの外周部分にデザインされていて、ジラールペルゴの機械Cal.GP08400を思う存分楽しめるようになっています。
なんてたって文字盤がありません。
しかし文字盤がない分、見せるムーブメントをデザインするのが難しかったと思います。
グレーとブラックで構成されるブリッジやプレート、ケース、歯車、などなど、通常見えない部分などの配色にもこだわり、
ムーブメントに使用する人工ルビーの綺麗な色をデザインの一部にするという素晴らしい発想がうかがえるのがこの1本。
実際、コンプリケーションなどは一切積んでいないのにすごみが感じられるのがこのジラールペルゴのブリッジですが、それ以上にデザインにもこだわりを見せていて、2針なのにめちゃくちゃかっこいいのがこのモデル。
その名もネオブリッジ。
というわけでジラールペルゴのコンプリケーション風の腕時計が欲しい人はネオブリッジはかなりおすすめですよ。
なんてたってコンプリケーションじゃないからより安いです。
コンプリケーションじゃないと普段使いにもいいですからね。
ぺルゴファンにはかなりおすすめです。