
ゼニスのデファイ。
といえばどんな腕時計を想像するでしょうか?
僕はこの腕時計が結構好きで、ごつくて、迫力あるほかのブランドにはないタイプの腕時計なんですが、そんなスタイルが結構好き。
こういうやつがゼニスのデファイというイメージで、ベゼルがごつく、文字盤もすごく奇抜で変わり者の時計といった感じでした。
しかしデファイにはもっとクラシックでシンプルでおしゃれなモデルも存在していて、
2017年の新作では素晴らしくかっこいい僕好みのクロノグラフが登場しています。
ゼニス デファイ エルプリメロ21 クロノグラフ Ref.95.9000.9004/78.R582
こういうモデルなんですが、最近シースルーの文字盤が好きな僕にとってこのモデルは願ったり叶ったりな1本。
なんてったって、特殊な機構が入っているわけじゃないから安いんですね、通常のシースルーダイヤルのスイス時計に比べて。
オーデマピゲのロイヤルオークでもそうだし、ジラールペルゴでもそうだし、ウブロとかもそうなんですが、シースルーの腕時計でやっぱりかなり高額なんですね。
複雑機構とかが搭載されたりしているから。
そういうのを見せるためにシースルーにするんですが、ゼニスの場合はエルプリメロ自体が見せるに値するムーブメントなので、こんな風にシースルーになって綺麗でハイビートなムーブメントを見せるモデルのデファイが登場しました。
これがデファイ???
と感じた人も多いんじゃないでしょうか?
ゼニスのエルプリメロクロノかキャプテンクロノのようなスタイルをしてるデファイなんですが、呼び方やシリーズともあれ、非常にかっこいいので問題ない。
直径44ミリのケースはチタン製でクロノグラフのプッシャーや大きなリューズが現代のスポーツウォッチをそのままデザインに反映している。
裏から見える星型もすごくオシャレで、エルプリメロCal.9004が両面から覗ける。
毎時3万6000ビートはそのまま、香箱が2個になりパワーリザーブも50時間とすこーしだけ長め。
このモデルのすごいところはそのクロノグラフ機構。
実はこのセンターのクロノグラフカウンター秒針は1秒で1回転する働き者。
ウサインボルトよりも早く動き、1/100秒をも計測できるすごい奴なんです。
文字盤の外周に100まであるのはその証。
21世紀のエルプリメロというわけです。
それでエルプリメロ21と名付けられたかどうかは定かではありませんが、かっこいいのは確か。
シースルーはシースルーでもコンプリケーションを載せていないから価格帯も低い。
そうそう、ヒゲゼンマイにはカーボンナノチューブを使用しているみたい。
特許も申請中だそうだ。
新世紀のエルプリメロを載せてもコンプリケーションが入っていないので価格帯も低く、実際かなりコスパの高いクロノグラフだと言えます。
チタンケースなので金属アレルギーにもいいですしね。