
40mmの腕時計というのは現代の時計サイズで言うと、、中くらい。
大きすぎるということはないし、小さいということもない。
そう、中ぐらい。
でもこれがダイバーズウォッチだったら?
それかパイロットウォッチだったら?
パネライだったら?w
おそらく小ぶりな部類に入るはずです。
前に僕はゼニスのパイロットウォッチについてお話ししたことがあったんですが、ゼニスは現代の時計の巨大化とは逆行する形で、あまり時計を大きくしないようにしているらしいですが、それでももちろん大きな時計は存在します。
こういうモデルなんですが、なかなかかっちょ良くてカラフルな40のパイロットウォッチなんですが、これより大きいパイロットモデルが2017年に同じく登場している。
パイロット エクストラスペシャル TON-UP 45mm Ref.11.2430.679/21.C801
こういうモデルなんですが、パイロットウォッチなのにカフェレーサーへ向けて作られたという面白いモデル。
カフェレーサーとはご存知、自分のバイクなどをカフェで見せ合ったり自慢しあったり、公道などでレーシングを繰り広げたりするバイカーやロッカーたちのことでそのカフェレーサーへのオマージュとしてできたのがこのモデル。
その2017年モデルがこのトンアップとよばれるやつで、裏蓋にはしっかりカフェレーサーがエングレービングされています。
45ミリという大きなケースはタイプ20と比べると格段に大きい。
大きなパイロットウォッチ好きにはこっちの方が向いている。
このモデルにもタイプ20と同じムーブメントCal.エリート679が搭載されている。
ムーブメントはそのまま小さくて優秀なエリートなエリート君が入っているわけですが、ガワの方はというと、パイロットやバイカーたちが手袋の上からでも操作できるようにリューズが大きく長沢君顔負けの玉ねぎ型をしています。
このオニオンリューズが僕はすごく好きなんですけどね。
IWCのビッグパイロットにもついている長沢君ですが、パイロットウォッチの醍醐味はやっぱり大きなリューズと視認性重視の針。
ここがブランドによってデザインが違うんですが、ゼニスのパイロットのデザインもなかなか良いですねえ。
針の形状が独特で、こっちも少し長沢君っぽくてかっこいい。
長沢君をここまでかっこよく思ったのは今日が初めてかもしれないw
インデックスのフォントも独特だし、いいですよ、これ、なかなか。
45ミリというのもパイロットっぽい。
結構絶賛出来るやつですね、これ。
というわけでパイロットなのかバイカーなのかよくわかりませんが、かっこいいのは本当にかっこいい1本でした。