
2018年は各社いろいろと節目になった年であるようです。
まあこういうのはこれだけ時計ブランドが多ければ毎年何かの節目になるとは思うんですが、2018年もそのアニバーサリー的なイベントで盛り上がっています。
例えばIWCは2018年でブランド設立150周年を迎え、オメガはアポロ9号の50周年を記念したモデルを発表しているし、オーデマピゲもロイヤルオークオフショアが登場して25年になります。
そうそう、オメガはシーマスター誕生70周年でもありました。
他にはタグホイヤーのカレラが誕生してから55周年という節目も2018年は担っています。
となると?
当然2018年のバーゼルワールドでカレラにちなんだ新作が登場するはずです。
そして、登場しました!
カレラ キャリバー16 クロノグラフ ブラック x パンチングレザーストラップ Ref.CV201AP.FC6429
こういうやつです。
ファン・マヌエル・ファンジオというF1ドライバーの名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、1963年に誕生したカレラを、伝説的なレーサーたちが幅広く着用していました。
今で言うとメルセデスのSLクラスをみんな持っているようなもんでしょうか?
ちょっと前で言うとCクラスの全身となった190E。
みんながサーキット内外でタグホイヤーのカレラをつけてたらしいじゃんか。
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それほど人気だったクロノグラフも2018年で誕生55周年を迎え、今回のようなヴィンテージルックに赤いレーシングスパイスが加わったモダンな技術を搭載した新作が登場しましたが、2018年のバーゼルではタグホイヤー目玉の一つとなっている。
黒いモデルには黒いパンチングレザーストラップが装備されています。
カレラ キャリバー16 クロノグラフ ブルー x ブレスレット Ref.CV201AR.BA0715
そして色違いの青いモデルがこれ。
テーマとなっているカラーは違いますが、アドレナリンカラーである赤は忘れていません。
レザーストラップではなく、青いモデルにはステンレスブレスレットが標準で装備されているんですが、僕はこっちの方が好き。
両者ともにキャリバー16が積まれ、9時位置のスモールセコンドで1/10秒が計測できるムーブメントはタグホイヤー(正確にはホイヤー)が設立当初からスポーツウォッチに特化しているメーカーであることがうかがえます。
というわけで2018年のバーゼルで話題になったタグホイヤーのヴィンテージモダンクロノ。
定価も黒が46万円ほどで、青が48万円ほど。
これより安く売られるでしょうから30万円代くらいにはなるんじゃないでしょうか。
価格も低いし、発売を楽しみにしているユーザーも多いと思う。