
最近は腕時計業界に参入するメーカーが増えています。
とは言ってもジュエリーブランドが時計メーカーにもなったりしているし、そういうのは腕につけるアクセサリーから来ているので違和感はそこまでありません。
例えば明治とか森永が時計業界に参入するとしたらとても変ですが、異業種が時計を作るブランドとして名を馳せるという異質な例も見られます。
ビクトリノックスがそう。
今ではこのブランドは腕時計としての色がが結構強く、ナイフなどは時計の次という印象すら与えます。
実はビクトリノックスは1884年創設されたスイスのナイフメーカーで、1891年にスイス陸軍に製品を納入し、1897年にはオフィサーナイフで特許を取得している。
つまり最初はナイフだったんですね、主な製品は。
そんなビクトリノックスが腕時計業界に参入したのは1980年代終わりのこと。
今では腕時計メーカーとしてマニア受けする腕時計をたくさん作っています。
とくにイノックスと呼ばれるモデルは同社を代表するフラッグシップモデルとして認識されており、毎年すごい作品を世に生み出している。
イノックス V 37mm 黒 Ref.241768
このモデルは2017年に新たに追加された37ミリの新サイズで、通常40ミリを超えるイノックスのスモールサイズとして、女性用という形になっているのかもしれません。
37ミリな男性が使用してもおかしくサイズなので男女兼用サイズという感じになるかもしれません。
このモデルが面白いのはその小さなサイズゆえに着脱式のダンパーも用意されているところ。
こういうやつなんですが、これをつけるとより屈強な見た目を持った、よりタフな腕時計に早変わり。
アクティブにアグレッシブに使用できるダンパーが付いていますが、実はビクトリノックスはイノックスのモデル全体に130種類の強度テストを行っており、過酷な状況下でも稼働するタフなやつがこのイノックスシリーズ。
イノックス V 37mm 白 Ref.241769
イノックス V 37mm ネイビー Ref.241770
イノックス V 37mm グレー Ref.241771
イノックス Vにはその他にも白やネイビー、グレーが用意されており、それぞれのダンパーは文字盤と同じ色をしています。
そこがいい。
かなりマニア受けしそうなタフな腕時計で、オシャレなミリタリーウォッチとして人気が出るかもしれません。
特に女性にもこういう腕時計が好きな人がいるのでニッチですが、確実に需要があるタイプのモデルだ。