
さてさて、IWCから始まった僕の時計好き。
最初購入したのはポルトギーゼで、そこからどんどん腕時計の魅力にはまってしまった僕ですが、その後はパネライやロレックス、オーデマピゲ、パテックフィリップの腕時計などに興味を持ち始めて、
それ以外の30万円以下で買えるブランドの時計の良さを知ったり、コスパの高い腕時計を見つけるのが好きになったり、いろいろ腕時計で楽しんできました。
そんななか僕がIWCに興味を持つ前からずっと惹かれているブランドの時計があります。
それがブレゲ。
アブラハム・ルイ・ブレゲと呼ばれる機械時計自体を生み出したという天才時計師であるブレゲさんが始めた時計工房が、
のちに時計メーカーとして育っていったわけですが、そんなブレゲが作った1本、クラシックトラディションの1モデルに惚れていたわけです。
それが今でもやまず、いずれはブレゲを手にするんだろうなあ、なんて思ってる僕が今日紹介するのももちろん将来の候補。
クラシック 7147 Ref.7147BB/29/9WU
まずは、このモデル。
え?こんなシンプルなやつ?
と、お思いでしょうが、これがブレゲの良さ。
しかし、ただ単に、針があって、数字があって、線があって、曲線があるだけの腕時計ではありません。
まずはケース素材がホワイトゴールドになっている点。
もうこれだけで高級時計ブランドであることがうかがえます。
スイスの高級時計メーカーとかじゃないとゴールドをケース素材にそのまま使用することはあまりありませんから、これだけでもう十分すごい。
ブレゲの良さは素材がなんであれ、この古典的なデザインを今でも継続して変わらずずっと続けているところ。
ブレゲ特有のフォントのインデックスは実に興味深い。
もしかしたら、ブレゲだからそう見えるという色眼鏡をしてこのブランドを見ているからかもしれませんが、この世界観はたまりません。
そしてブレゲ針といわれる理由になっているこの針。
これがブレゲ針です。
先端の方に〇が付いているデザイン。
そしてなぜかオフセットになっているスモールセコンド。
なぜか5時位置についている。
このモデルは2016年にギョーシエダイヤルで登場しているモデルのグランフーエナメル文字盤のやつなんですが、2017年に登場したばかりの新作。
ブレゲはデザインが古典的なので、いつ登場したかとかがデザインではわからないのも特徴の一つ。
ラッカー仕上げをしたような表面の質感はとても手が込んでいます。
グランフーエナメル文字盤というのは、ガラス質のエナメルの粉末を1000度以上で焼き上げて作る文字盤で、通常のエナメル文字盤よりもさらに高級。
ブレゲクラスになるとそういうのが当たり前に使用されます。
ケースサイズも40ミリと、あまり大きすぎないところが雲上の特徴。
ブレゲを愛用する人は年齢層も高いですから、こういったタイプの腕時計は若い層には物足りないかもしれませんが、年齢層の高い富裕層にはあまり大きすぎず、派手すぎず、随所に手が込んだ高級時計の方が人気が高いです。
そうなると今回のブレゲなどのようなモデルはかなりもってこいな1本といえます。
若い人には退屈でしょうけどね。
僕も個人的にはこの腕時計はすごく好きですが、まだ早いという風に感じています。
もう少し派手な腕時計に行ってから、という思いがまだある。
というわけで、こういうモデルを買う人は多数派ではないですが、一応僕の好きなブレゲのおすすめモデルとして書いてます。
まあブレゲにも派手なモデルはあるんですけどね。
そのモデルについてはまた日を改めて。
ちなみに針の中心と3のインデックスの間にブレゲの隠しロゴがエンボス加工してある。