
入門機の一つとして言われるオイスターパーペチュアル。
モデルの名前の由来はロレマニア、ロレニアのみなさんならもうご存知だと思いますが、
オイスターケースのパーペチュアル機構から来ている。
そのまんまだ。
ロレックスの腕時計はどれも少なくとも10気圧(100m)の防水性を保持しており、スタンダードが高いのである。
それがたとえデイトナやのようなスポーツモデルやレーシングモデルようなタイプでもである。
価格が高かろうが、低かろうがそんなことは関係なく904Lは搭載するし、防水性も非常に高い。
近年登場したオイスターパーペチュアルにとても美しいモデルがある。
とってもうっとりしてしまうような綺麗な3針時計で新色、ダークロジウムがインデックス回りの青いポイントと本当に良く合っている。
青いのはダイヤル外周だけじゃない。
クロマライトを使用した夜光塗料がさらにカッコよさに追い打ちをかけるように追い打ちをかけるw
オイスターパーペチュアル 39 Ref.114300 ダークロジウム
青とダークロジウムの組み合わせは最高にかっこいい。
事実、ヨットマスターのダークロジウムケースのモデルはライトブルーとブルーの間をとった青い秒針を使用しており、
店頭から姿を消した時期があるほど人気があったのだ。
それだけダークロジウムと青という組み合わせは計算されたような人工的美しさを見せている。
さて、このオイパペのサイズですが、大きい順に、
- 39mm(Ref.114300)
- 36mm(Ref.116000)
- 34mm(Ref.114200)
- 31mm(Ref.177200)
- 26mm(Ref.176200)
と、これだけのサイズが展開されている。
しかしこのダークロジウムがあるのは39mmバージョンだけで、結構レアいのだ。
image by timeandtidewatches.com
39mmは大きいという人には残念かもしれないが、39mmはもはや現在ではちょうどいいサイズ。
このさりげないオシャレがたまらない。
これ以上は望めないというくらいすっきりした3針のデザインにダイヤルカラーなどでアクセントをつけているオシャウォッチ。
凄いのは中身もだ。
キャリバー3132と呼ばれる3針用のムーブメントで当然クロノメーター認定の凄いマスィーン(マシーンw)を搭載している。
パラクロム・ヘアスプリングと呼ばれる、青ヒゲゼンマイ
と
高性能のパラフレックス・ショック・アブソーバと呼ばれるムーブメント耐震装置
を標準で装備するロレックスこっちの比較的安価なオイパペにも載せている。
これは本当にすごいことだ。
言ってみればメルセデスがAクラスにもカーボン製ブレーキキャリバーを載せているもの。
って違うかw
とは言ってもパラクロムヒゲゼンマイとパラフレックスショックアブソーバは本当にコストがかかっている装置で磁力やショックからムーブメントを守ってくれる装備なのだ。
もちろんCal.3132はクロノメーター認定の心臓。
言ってみればドクターお墨付きの健康体の心臓を持っているもの。
って違うかw
人間工学を利用して機能、見た目、実用性すべてを高い次元で融合させたオイスタークラスプと呼ばれる折り畳み式のブレスレットも採用しているオイスターパーペチュアル39。
全てにコストがかかっている。
正直、価格以外は入門機と呼べるようなレベルの低い物ではない。
素材自体にコストがかかる904Lステンレスで防水性、密閉性の高いケース、
耐磁性、耐衝撃性、精度の非常に高いムーブメント、
人間工学を駆使して作られた装着感抜群のブレスレット、
そしてシンプルでかっこいい。
オイスターパーペチュアル 39 Ref.114300 ダークロジウム
入門機とは本当に名ばかりで最高品質をこの価格で実現しているが本当に驚きだ。