
ポルシェといえば911。
2000年代になってから、家族で乗れる、SUVとか4ドアクーペとかがとても流行っています。
僕もポルシェだったらパナメーラの初代とかマカンとか好きですが、やっぱり一番は911。
その次だったらケイマンの初代の後期の型がすごく好きで、街で見かけたときは後ろにひっついて尾行じゃない尾行をしていましたw
それくらいポルシェが好きな僕ですが、ポルシェデザインのアタッシュケースとかもちょっと好きで、動きのあると言いましょうか、躍動感があると言いましょうか、いろいろいい仕事しています、このブランド。
そんなポルシェデザインが腕時計をつくらない理由はないわけでして、もちろんかっこいいモデルを作っています。
しかもポルシェデザインですから、普通のものは作りません。
IWCの歴史を知っている人なら、IWCのスポーツラインやGSTなども手掛けていた同社がどれほど素晴らしいデザインを生み出していたかお判りだと思います。
そして、そのデザインはポルシェデザイン本機でもやはりすばらしい。
モノブロック アクチュエーター 24H クロノタイマー Ref.6030.6.01.007.05.2
これはチタン製モデルのモノブロックアクチュエーターについて前回お話ししたんですが、そのモデルの黒いバージョンですね。
ポルシェデザイン・911RSRから着想を得たモノブロック アクチュエーター GMT クロノタイマー Ref.6030.6.02.001.02.5・パドルシフトのようなクロノグラフ
これがそのチタンモデルなんですが、この黒いのも実はチタンで、ブラックカーバイトコーティングが施されているため黒いわけです。
カーバイトとは炭化カルシウムのことなんですが、炭化ケイ素、炭化カルシウム、炭化タングステン(タングステンカーバイド)をひっくるめてそういうらしい。
まあ、炭ですw
カーボン系ですね。
上のチタンのモデルとスペックをほぼ共有しているので、あえて詳しい説明はしませんが、こういう感じでクロノグラフが機能します。
モノブロック アクチュエーター 24H クロノタイマー リミテッドエディション Ref.6031.6.01.008.05.2
そしてこのモデルはポルシェ911RSRのホイールベースが251センチであることから251本限定で販売された限定品。
視認性が高く、アドレナリンを彷彿とさせる赤が使用されたモデルで、文字盤もカーボンが使用されています。
ポルシェらしくアグレッシブな1本。
という感じで2017年に発表された新作たちですが、911RSRをイメージしたモデルたちでした。
ポルシェデザインだけあって、レーシング的で腕時計です。