
ロレックスは新型が出る前くらいから、
もしくは現行型が出ている時からかもしれない、
買い占めみたいな現象が起こっている。
微妙な詳細の違いによって起こる価格の大幅な上昇。
特にデイトナに顕著に表れる現象。
文字盤上の表記の仕方違いやベゼル上のタキメーターの0コンマ数ミリのずれなどが数十万円、数百万円の違いを聞いてロレックス投資家や、
ロレファンは黙っちゃいません。
こういう現象が起こるのが特にロレックス。
他社の時計にはそういうことはあまりないのです。
しかもデイトナやサブマリーナに多い。
特にデイトナなんかは現行モデルを定価で買えればほぼ確実に儲けれていたように思う。
Ref.16520は昔は60万円台で買えていた。
今や100万円は優にするし、ものによっては300万円いくことだってある。
対して新品同様とか保存状態が格別良かったというわけでもないにもかかわらず。
このモデル、実はデイトナなんですが、
Ref.6241という初代のモデルで初代や2代目はまだプッシュボタンがねじ込み式になってないのが特徴的。
リファレンスも4桁ということでムーブメントも手巻きなんです。
そして一番の特徴と言えるのがこの文字盤。
パンダ文字盤
がかっこいいのはそうなんですが、
インダイヤルに注目してみてください。
パンダでいう黒い毛のあたり3つ。
インダイヤルに目盛があると思いますが、
その先に白い四角形が引っ付いています。
これを、
ポールニューマンダイヤル
もしくは
エキゾチックダイヤル
と言います。
ちなみにこっちもポールニューマン。
ポールニューマンモデルのデイトナの価格ですが、
もしあれば最低でも600万円くらいします。
値幅は2000万円くらいまで見ておけば、
購入可能だと思います。
存在すれば。。
ポールニューマンデイトナは1963年に誕生した初代デイトナから、
3代目のデイトナまでに見られるモデルで、
リファレンスは4桁。
この3世代が手巻き。
3代目からはねじ込み式のプッシュボタンを採用しているので見分けがつきやすい。
因みにデイトナが正式に登場する前にプレデイトナなるものが存在した。
image by monochrome-watches.com
タキメーターベゼルを持たないデザインで、
デイトナの前身となるモデルでかなり貴重な1本。
価格はだいたい300万円くらいで売られていたと思う。
存在すればもっとする可能が高いですが。。
プレデイトナ Ref.6238
Ref.6238
初代デイトナ Ref.6239 / 6241
Ref.6239
Ref.6241
2代目デイトナ Ref.6262 / 6264
Ref.6262
Ref.6264
3代目デイトナ Ref.6263 / 6265
Ref.6263
Ref.6265
どの角度から見てもかっこいいのは4桁の時から変わりはない。
珍しい18金手巻きデイトナ。
金の価値もそうですが、これは確か1000万円くらいだったかな?
もうこういうのは時価ですから変動します。
ポールニューマン3本で大豪邸が建ちそうだ。
そういう理由などからデイトナには我先にと買い手が見つかるのですが、
新型デイトナも半年前まではまだ新品でも160万円台で買えていたのと思うと、
すごい人気だな。。
というのを間近にした感じです。
こっちの新型も価格変動が結構ある。
2017年現在では上昇の一途ですが。