
デイトジャストにかなり豊富なバリエーションが存在する。
おそらくロレックスの腕時計の中で一番種類が多いのがこのモデル。
何種類あるのか把握できないが、
それこそ、
素材、文字盤カラー、インデックスの種類、貴石の有無、性別
などの組み合わせが世代ごとにあったりして、
数百あるのではと思う。
デイトジャストの中でもパールマスター39と呼ばれるひと際ゴージャスなモデルが存在する。
写真でも分かるように宝石が散りばめられた贅沢品だ。
最初に目に付くのが徐々に色が変化していくベゼルだと思うが、
これはサファイアを使用している。
パールマスター39 86348SABLV
動画で見るといかにゴージャスかが分かる。
もちろんダイヤルの石はダイヤモンド。
針もロゴも金。
すごくコストがかかっている。
このモデルの税抜き予価はだいたい740万円ほどだ。
Ref.86348SAJOR
こっちのモデルのテーマカラーはコニャック。
同じくベゼルにはサファイアをセットしている。
パールマスター39 Ref.86348SAJOR
このモデルには文字盤にダイヤモンドが仕込んであるモデルもあり、
普段使えないようなゴージャスなタイプもある。
因みに普通のノンダイヤ文字盤(インデックスにはもちろんダイヤモンドが付いている)の税抜き予価はだいたい710万円ほど。
緑のモデルに比べて少しだけ安い。
これらはイエローゴールドのモデルだが、
もう一つホワイトゴールド製のモデルがあって
実はこっちのほうが高かったりする。
image by www.gobbi1842.com
腕にするとこんな感じだが、
やはりステンレスとは全然違う。
当たり前だ!
なんて聞こえてきそうですが、
青からフューシャピンクに変わるサファイヤベゼルがホワイトゴールドに本当に良く合っている。
パールマスター39 Ref.86349SAFUBL
こっちは割と(?w)控えめな感じだ。
税抜き予価はおよそ830万円と控えめではないですがw
こんなにじゃらじゃらしたデイトジャストですが、
中身はやっぱりすごいんです。
ただの宝石時計なら別にロレックスである必要はありません。
ロレックスは宝石の鑑定や地金などの選定などなど全て自社で行っている。
そしてまたロレックスのムーブメント専用の別の施設で文字通り世界最高のムーブメントを作っている。
画像のムーブメントはCal.3235と言って、ものすごくハイパフォーマンスで正確なキャリバーなのだ。
クロノメーター検定協会の厳しい精度テストに合格したムーブメント(スイスの時計でもクロノメーター認定ムーブメントを踏査しているのは5%ほどしかないと言われている)を載せ、
一度ロレックス自社で39mmのボディにケーシングする。
その後、検定協会が定める基準の精度の2倍の基準を設け、
再度、精度テストを行う。
日差±2秒というテストをパスした個体のみが出荷される。
それ以外は僕に半額以下で売ってくれればうれしいのですがw
という感じで市場に出回るロレックスは、
本当に
すごいんです。
ロレックスが嫌いだった
僕が、
大好き
になったのはこういう時計作りに一切妥協しない姿勢を見たからでした。
因みに改良に改良を重ねバレルのゼンマイを長くしたのだったか?でパワーリザーブが70時間に伸びたというのもこのムーブメント。
デイトジャストのリザーブ時間がほぼ3日です。
どんどん機械時計の標準を挙げていくロレックス。
各社モデル名に3デイズというのを付けていますが、
ロレックスの技術革新のおかげで、
3デイズ?当たり前じゃん
なんて言われたりする日が来るかもしれません。
更にロレックスは他のデイトジャストと違いを出すために、
ブレスレットの種類も新たに増やしました。
通常の3連ブレスから5連ブレスになり横方向にもより可動域が増え、
腕への装着感がアップしました。
image by www.hodinkee.com
パールマスター39 Ref.86348SABLV
パールマスター39 Ref.86348SAJOR
パールマスター39 Ref.86349SAFUBL
こんな感じで3色展開されている。
僕だったら最初のイエローゴールド x 緑文字盤のが良いかな。
と思うが740万円もしたらさすがに別のモデルを買うといのうが正直なきもてぃ。
きもてぃいいい!
でもこのパールマスター着けてじゃらじゃらさせて歩いてみたいというのも正直な気持ち。