
さて、ユンハンス。
僕はこのブランドの腕時計が大好きなんですが、何で好きかっていうとあちらこちらで書いているように、やっぱりコスパが高いからです。
基本的にその時計が持っている価値より安い腕時計がすきですから、僕がこの時計は性能よりも割安だと思えば好きになるのですw
僕はお得な買い物が好きですからねw
なので、希少価値で値上がりした高額時計にはあまり興味がない。
例えばロレックスのポールニューマンデイトナも僕はあまり興味がないし、確かに買える金額じゃないってのもあるんですが、数十億円持っていてもあまり興味が湧くと思えないのです。
ただかっこいいのはかっこいいし、文句を言っているわけじゃあないw
さて、そんなユンハンスですが、マックスビルが人気で、ブランドのメインモデルになっているのがこのシリーズですが、FORMシリーズも忘れちゃいけない。
FORM C Ref.041/4775 00
こういうやつなんですが、シンプルで簡素なんですが、マックスビルに比べると新しめのデザインです。
人間工学に基づき設計されたユンハンスの古典デザインモデル・FORM A Ref.027/4731 00
FORM Aでもお話ししたんですが、凹型になったダイヤルが逆に古さをかきけしているのかもしれません。
マックスビルの特徴はなんといってもあの球面ダイヤルと風防。
ぷっくり膨らんだ凸型のプレキシガラスがデザインとうまく絡み合っている感じですが、FORM Cは内側に配置されたインデックスなど、
マックスビルとデザインを少し共有しているのにも関わらず、少しだけモダンに見える。
ミニマルなデザインはかわらないんですけどね。
なかなかのデザインですが、ケースやプッシャーなんかはやはり古さを感じさせる古典的なデザインになっていて、IWCのポートフィノと結構似ているかもしれません。
文字盤に関してはそうではなく、ユンハンスの流れをしっかり汲んだスタイル。
ガルバニックマットのエンボス加工が施されたミニッツトラックがこのモデルのダイヤルの特徴なんですが手が込んでいる。
まあ全体的に言って、綺麗目な無機質なドイツ工学らしさが垣間見えるデザインという感じに見て取れるんですが、その辺はノモスとかもにているかもしれない。
ベースとなるシンプリシティにブランドの味付けがされたといったほうがいいのかな。
ノモスの場合は無機質なベースにかわいらしさが混ざっていて、ユンハンスの場合はレトロ感が加わった感じ。
クオーツモデルなので定価で7万円しないクロノグラフ。
まあ、普通にお勧めできる腕時計ですよね、これは。
価格帯からしても失敗はないですね、ユンハンスは。