
ラドーと聞いて思い出すのは硬質な腕時計。
よく、お店などではショーウィンドウの中に黒いラドーの腕時計を見かけますが、セラミカと呼ばれるブランドの中でも有名なモデル。
黒さはブラックセラミックの色からで、このハイテクセラミックと呼ばれる素材を使用したモデルがラドーの特色です。
ケースにセラミックを使用するというのは、各社ベゼルにやっていて、スポーツウォッチなどのタキメーターベゼルリングはほぼセラミックに変わりつつあります。
ロレックス、タグホイヤー、オメガ、スポーツウォッチのベゼルは硬質なセラミックで出来ているので傷がつきにくいんですね。
皆さんご存知のとおり、セラミックといえばシャネルの腕時計が全身セラミックで構成されていますが、ラドーにもそういったモデルは存在します。
ただ、ドレス系ではない。
ラドー・ハイテクセラミックを使用した硬質ウォッチ・セラミカ Ref.561.0808.3.015
こちらでも紹介していますが、ドレス系といえばそうなんですが、綺麗目なドレス系が好きな人には全く惹かれないモデルかもしれません。
ダイヤマスター グランドセコンド Ref.657.0129.3.420
例えばこのモデルなんかは僕が大好きなタイプなんですが、はっきり言うとジャケドローのデザインに似ている。
ジャケドロー グランセコンド
デザイン的に言うともちろん違いはありますが、出している雰囲気やレイアウトなんかはかなり似ている。
価格はかなり低めなんですけどねw
ただ、僕はこの腕時計はジャケドローとちゃんと棲み分けできていると思う。
まずはケース素材が上記でお話ししたようにハイテクセラミックで出来ていて、さらにモノブロックで出来ている点も強度の面で評価が高いです。
硬いセラミックを扱うわけですから、それなりの高い技術も必要です。
青いダイヤルとモノブロック構造のメタリックなケースは調和がとれていてすごく美しいです。
ちなみに文字盤のデザインで8の字が見て取れますが、8は調和を意味する数字らしい。
無限を意味する演技のいい数字でもあり、オフセットで左右非対称なんですが、すごくバランスのいい調和のとれた腕時計と言えるんじゃないかなと。
価格設定も定価で32万円以下ですから、販売価格はもっと安いはずです。
ちなみに、ラドーは2017年で創立100周年を迎えたみたい。