
ロレックスのテーマカラーは何色だと思いますか?
金色?
ある意味正解。
ロレックスの金色は悪い意味では成金時計のイメージとして定着している。
だが知れば知るほどロレックスは成金時計ということではなく、
資産価値という意味の役割が大きいことに気づく。
ロゴもゴールドだし、ロレックスのテーマカラーはゴールドでも間違いじゃない。
もうひとつのテーマカラー。
それは緑。
ロレックスは緑色をブランドのテーマカラーとしており、
スポンサーとなっているスポーツなどの広告では緑一色だったりする。
これはF1のサーキット。
ロレックスがF1のスポンサーになっている。
緑とイエローのコンビはロレックスだからかっこよく見える組み合わせ。
実はロレックスには緑をメインにした時計が数種類存在する。
ゴールドケースとグリーン文字盤の組み合わせだ。
これまで僕はイエローゴールドとグリーンダイヤルのデイトナをべた褒めしてきたが、
この組み合わせの良さはやっぱり緑にあると思う。
ロレックスの腕時計の中で一番といっていいほど、 ロレックスらしい 腕時計がある。 ロレックスが展開するモデルの …
ちょっと地味目な緑の文字盤はカジノのテーブルを思い出させ、
18金イエローゴールドとの組み合わせがすごくゴージャスに見える。
これはGMTマスターII。
GMTマスターIIの登場で生産が終了したIの後継種。
Iとの違いは時間を測れるタイムゾーンが2つから3つに増えたこと。
前作のGMTマスターIIからの違いで視認性向上のために大型化されたインデックスが挙げられる。
2005年に誕生したというブルーパラクロムヒゲゼンマイをすでに搭載しているのもこのモデルの特徴。
同年2005年に開発されたというブラックセラクロムベゼルも早く採用しているプレステージモデル。
ブレスの中央は鏡面磨きになっており、
スポーツモデルとしてもかなり高級感を与えられた1本。
2005年から登場したという同モデルには最新技術が早くも搭載され、
精度もかなり高い。
このモデルには黒文字盤も用意され2種類が展開されている。
この両者、違うのは文字盤だけじゃない。
よく見ると24時間針の色が緑文字盤の方ではゴールドになっている。
ゴールドなのは針だけじゃない。
ロゴもブラックダイヤルとでは差がつけられている。
24時間針と同様、グリーンダイヤルではロゴもゴールド。
つまりグリーンダイヤルのほうではゴールドと合うのか、
プレミアエディションなのか、
ロゴやその他の細部に18金ゴールドを使用している。
もちろんメッキじゃない。
因みにロレックスのインデックスやハンズ(針)ではすべて18金ゴールドが使われている。
高級感がすごい。
GMTマスターIIに搭載されているのは3タイムゾーンを計測できるGMTマスターII専用のムーブメント。
ブルーパラクロムヒゲゼンマイを搭載している同ムーブメントは磁力の影響で時が進み過ぎたり遅れたりする影響が少なくなっている。
向上したのは耐磁性だけではなく、衝撃性にも強くなった。
これがブルーパラクロムヒゲゼンマイ。
ニオビウム、ハフニウム、ジルコニウムの合金で青いのは酸化被膜。
かっこいいがカッコよさの為に青いわけじゃない。
これがロレックスの時計の精度をさらに向上させた縁の下の力持ち。
5年の歳月をかけて生み出した技術らしい。
腕につけるとこんな感じ。
左のはサブマリーナ。
青サブのイエローゴールドモデル。
右のがGMTマスターII。
かなり良く似ている。
パッと見違うのはベゼルくらい。
18金イエローゴールドのロレックスは正直どれもすごくかっこいい。
緑色の文字盤も合わせるとイエローゴールドがものすごい効果を発揮するのはGMTマスターIIでも証明された。