
ラドーというスイスの時計メーカーをご存知ですか?
1900年代の初めの頃に誕生したメーカーで、シュラップ兄弟によって誕生したブランド。
2017年には創立100周年を迎え、スウォッチグループの中でも中堅ブランドとして活躍しています。
価格帯も低く、ETAのムーブメントを全面的に使用しながら、コスパの高い腕時計を生み出しています。
2017年には1960年の腕時計の復刻ともいえるモデルたちをいくつか発表し、そのブランドに新たなバリエーションを追加しました。
ハイパークローム キャプテンクック 45mm Ref.763.0501.3.220
このモデルは、イギリスの探検家に向けて発表したモデルを復刻したもの。
ややこしいw
18世紀のイギリスの探検家たちへ敬意を払った、1962年にキャプテンクックコレクションが発表されます。
それから半世紀以上たった2017年に、ラドーが得意とするハイテクセラミックを使用して、キャプテンクックコレクションが発表されたわけです。
45ミリの大きなケースに合わせられたブルーのダイヤル。
視認性を高めるためのデザインが針の大きさ、形状から見て取れます。
アロー型の時針と大剣型の分針のコンビが冒険っぽくていいですね。
このデザインもおそらく探検家や冒険家たちに向けたオマージュなんじゃないかなと。
ベゼルのデザインもレトロだし、冒険家用の腕時計みたいですから、ガシガシぶつけて使用したい。
しかも、使用されている素材がセラミックで硬質ですから、傷とかの心配もステンレスやチタンに比べると格段に少ないわけです。
実用性の高いメンズウォッチに仕上げられています。
ハイパークローム キャプテンクック 37.3mm Ref.01.763.0500.3.130
そして45ミリモデルとは格段に小さい、37.3ミリのモデルも存在します。
ステンレスケースとハイテクセラミックベゼルで構成される小ぶりのエクスプローラーウォッチですが、基本デザインは同じといえば同じ。
少々インデックスが太く針も図太い感じがしますが、こういうのが好きなマニアがいるんですw
ただ可愛いといえば可愛いですけどね。
これらのモデルはそれぞれ夫婦ウォッチとしても使用できるんじゃないかなと思います。
45ミリの方を男性が、37.3ミリのボーイズを女性が使用して仲良くイオンモールまで冒険するなんて、いいじゃないですか。
w
ちなみに1962年のオリジナルのキャプテンクックにちなんで、生産数も1962本と限りがある。
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