
ラルフローレンと聞いて何を思い出すでしょうか?
おそらくほとんどの人はラフルローレンと聞いて腕時計を思い起こさないでしょう。
僕もそう。
ラルフローレンと腕時計というイメージはどうもつながりません。
ラルフローレンは時計というよりも、服飾関連で高級ブランドとして人気で、ポロシャツや大人の男性が着用する服をデザインしてはいますが、トゥールビヨンとか、そういった機構を搭載したラルフローレンの時計なんて、いったい誰が想像するでしょうか?
2008年から始まったというラルフローレンの時計作り。
IWCやパネライの親会社であるリシュモングループと50対50という対等な立場で設立したのがラルフローレンの時計会社。
翌年のSIHHでは本当の意味での新作を発表し、時計界にデビューした。
そんなラルフローレンですが、リシュモングループの繋がりがあるだけあって、ムーブメントもそうですが、時計作りはすでに完成されている気がします。
他社にはない、ラルフローレンだけの腕時計が確かに出来上がっていますが、リシュモングループの技術力がないとトゥールビヨンモデルなどもラルフローレンだけでは出せないんじゃないでしょうか?
オートモーティブ トゥールビヨン 45mm Ref.RLR0220713
ということで、これが例のラルフローレンのトゥールビヨンが入った2017年の新作。
ラルフローレンの腕時計というだけでも少し驚きですが、さらにトゥールビヨンが搭載されているということでも驚かされます。
ショットブラスト加工を施したブラックのステンレスに、高級車などで使用されるインド紫檀(したん)の木製のベゼルが合わせられた世にも奇妙な腕時計。
マットブラックのダイヤルに搭載されたトゥールビヨン。
なんというか、不思議な腕時計です。
オートモーティブ ダブルトゥールビヨン 45mm Ref.RLR0220714
そしてトゥールビヨンが2個入って2倍2ばーーいになったのがこのモデルw
トゥールビヨンが1個増えて価格が400万円以上上乗せされましたw
これがトゥールビヨンのデメリット。
この機構が入っていると時計が信じられないくらい高くなる。
とはいってもこっちは手巻き仕様になっていて、単純でトゥールビヨンが1個つけたされたわけじゃないんですが。。
どちらも72時間のパワーリザーブを誇り、結構長持ちします。
ラルフローレンさんが所有するブガッティの名車に着想を得たモデルらしい。
だからインド紫檀を使用しているんでしょうね。
というわけで、リシュモングループとの合弁会社であるラルフローレンの時計ブランド。
正直どういった人が購入するのか未知ではありますが、時計自体は面白いかなと思う。
なにせベゼルが木ですからね。