
近年はロレックスのヴィンテージの真贋を見たり、
ケースや文字盤、それに加え、
ブレスレットの製造年などがちゃんとあっているかなどの整合性を確認するのが難しいらしい。
それだけロレックスのヴィンテージモデルというのは一貫して人気が高く、
個人でかなり研究している人が結構いる。
それほどの知識があるわけでは無いのですが、
今日は少しだけサブマリーナデイトのアンティークモデルについて少々お話をしようかなと。
Ref.16800と呼ばれる5ケタにリファレンスをもつサブマリーナデイト。
1980年から続いた2代目のサブマリーナデイトで、
初代の人気と同様に同じく高い人気を誇る。
比べるとやはり初代の人気の方が赤サブとか、レアものなどもあるのですが、
2代目の初期頃に販売された、
『ふちなしインデックス』
と呼ばれるモデルは買取価格も結構高い。
このちょっと傷んだ感じの風合いもアンティークウォッチの良さでもある。
実はこのRef.16800は、
サブマリーナで初めてサファイアクリスタル風防を採用したモデルで、
先代の防水性能200mから300mにパワーアップした機能面でかなりステップアップしたモデルなのだ。
つまりスペックは現代のサブマリーナと同じというわけ。
もちろんムーブメントなどの精度などの違いはあるのですが。。
サイクロップレンズもサファイアクリスタルで生み出されたモデル。
逆に言うと、
先代のプラスチック風防のモデルでは、
サイクロップレンズはどういう感じなんだろう?
強化プラスチックだとすこし視認性が悪く気がするのですが、実物の赤サブを見たことがないので何とも言えない。
機能的には初代よりもかなり上なのですが、
もちろんそういった点よりも、
希少性などの方で値段が変わる。
これらはやはりヴィンテージなので、
真贋などの区別をつけることが難しい。
マークなんたらなどの、
文字盤の細分化は世界の基準でいろいろ決まっているらしい。
なのでどの何が高いとかどうとかと言うのは専門店などじゃないとわからなかったりする。
僕もお世話になったクオークでは、
ロレックスを専門として時計を販売しているし、
とにかく目利きがすごいし何より専門店なので、
安心して売買が出来ると思う。
ちなみにクオークさんの買い取り価格は、
このフチなしインデックスのサブマリーナデイト Ref.16800だったら65万円までの値が付くみたい。
もちろん程度が良ければの話。
よっぽどの理由がない限り、
ロレックスは売らないほうが良い気がするのですが、
もし売りたい場合は専門店に越したことは無い。