
日本人はロレックスが好きだ。
かく言う僕もロレックスの大ファンで、
ロレックスがあれば他の時計は別にいらないかなと考えているくらい、
ロレックスが好き。
ロレックスも日本がやっぱり重要な市場だということをよくわかっているみたいで、
一番のアメリカ市場はさておいといて、
日本ではかなりの量のロレックスが流通している。
奥ゆかしさを望む日本人はゴールドの腕時計を敬遠する傾向がある。
それゆえにステンレス製のロレックスはとてもよく売れる。
2015年に登場した新型デイトナRef.116500LNの異常なまでの人気は、
日本特有のものかなと思ったり思わなかったりw
そんなロレックスが日本のみの限定モデルを誕生させていることがわかった。
ロレックスはあまり日本限定モデルを他のブランドのように出したりはしないので少々驚いた。
オメガのスピマスにはアニメキャラとコラボしたモデルがあるし、
IWCのポルトギーゼにも日本列島がエングレービングされたモデルが存在する。
スイス時計界の中でかなり硬派なロレックスは、
コラボモデルなどや冒険したデザインを持つ特殊な派生モデルなどをあまり作らないので、
日本限定のターノグラフがどれだけ特殊かわかると思います。
ロレックスがジャパンリミテッドで作ったのは、
デイトジャストのターノグラフリミテッドと呼ばれるモデルで、
デイトジャスト+回転ベゼルのシリーズの1本。
日本でのみ300本限定で販売された。
しかもゴールドを使用しているw
ただ300本というとかなり限定感がある。
オメガの限定モデルは数千本くらいあったりするので、
限定感はすくないのですが、300本くらいだったらすぐ完売する。
これがその日本限定のターノグラフ。
ターノグラフリミテッドと呼ばれるモデルで、
定価はだいたい90万円くらいで売られていた。
デイトジャストの限定コンビでこの価格はありありだ。
このモデルの特徴としては、
ロレックスのブランドカラーである緑をゴールドと合わせたところ。
時計自体がブランドロゴのような形になっている。
秒針が緑色になっていて、
日付機能のカレンダーも同じ色が使用される。
ブリティッシュグリーンと呼べるかもしれない。
ロレックスはもともと、ドイツ人によって、
イギリスで創設されたブランドで、
そういった理由で緑が使われているのかなと個人的に勝手に思っている。
ムーブメントはCal.3135と呼ばれるデイトが付いた自動巻き。
シードゥエラーとかにも使用されている。
2004年に製造された限定モデルなので、
おそらくCal.3135でもパラクロムヒゲゼンマイは使用されていない。
その辺がセミアンティークっぽい。
文字盤には白と黒が用意されていますが、
僕としては黒文字盤の方が好きかな。
デイデイトやデイトナのイエローゴールドと緑文字盤の組み合わせにやられたように、
このターノグラフもやっぱりゴールドとグリーンの組み合わせがとてもイカス。
日本限定モデルにこの組み合わせを採用してきたのは、
日本人にうけるデザインだと思ったのかもしれない。
実際僕はゴールドとグリーンの組み合わせがすごく好きだ。