
ロレックスってつくづく特殊なメーカーだと思う。
普通は時計は車と同じで、
買った瞬間、売値が下がる。
当然といえば当然なんですが、
ロレックスにはそれがあまりない。
そりゃあもちろん買った値段で買い取ってくれるところなんてありません。
通常は。
だけど、
ロレックスの場合は他のメーカーの時計ほど値崩れが激しくなく、
下手したら買った時計が廃盤になっていたら、
買った時の値段以上で買い取ってくれることだってある。
というかそういうのが多いのがロレックス。
人気も非常に高く、
今まで人気だった時計が人気がなくなって値段が落ちたなんてことは今までなかったし、
おそらくこれからもない。
逆に、
何かのきっかげで不人気だったモデルが火を噴いたように価値が上昇することはロレックスには多々ある。
特にこのモデルの特徴はあまりの人気から、
時計のモデルをそれぞれ研究する熱心なファンも多く、
年代や製造ラインによって個体差の微妙な違いなどをマークなんたらで差別化し、
レアなモデルには数倍の値段がつけられたりする。
文字盤などの微妙なっフォントの違いなどは、
他のメーカーにも多々あるような気がしますが、
だれもロレックス以外のそういった違いを気にしない。
ということは、ロレックスは投資になる。
ロレックスのそういった詳細の違いの研究は、
デイトナやサブマリーナに偏っている。
この2つのモデルがロレックスの人気を二分していますが、
やっぱりデイトナが一番のフラッグシップモデルだと思う。
これは完全に推測の域を出ないのですが、
おそらく最初の自動巻きデイトナを今買っておけば、
将来けっこう高値で売れるんじゃないかなと思う。
少なくとも原価割れはしないと思う。
まあこれは僕の意見なので購入の際は自己責任でお願いしたいのですが、
実際100万円以下で買えていたRef.16520は今では200万円を中古で優に超えている。
これは今の新型デイトナRef.116500LNの人気が高まったということも影響しているのですが、
やっぱりゼニスのエルプリメロを搭載し、
初めての自動巻きデイトナとして登場したモデルなので、
このモデルRef.16520とその次のRef.116520が廃盤になって、
じわじわと中古の価格相場を上げている。
それに加え次世代のRef.116500LNの異常な人気からか、
4代目のデイトナの人気がじわじわじわじわと上昇している。
このRef.16520のデイトナも、
レアな文字盤モデルなどが存在し、
パトリッツィと呼ばれる茶色いインダイヤルや、
逆6と呼ばれる逆さの6が書かれたインダイヤルのモデルなんかは、
将来とんでもないことになるんじゃないかなと。
あくまで予想。
さて新型デイトナの登場でますます注目を浴びる旧型デイトナ、旧旧型デイトナ。 今回のテーマは逆6。 そう、旧旧デ …
これらのモデルはもはや手が出ないくらい高いかもしれない。
なので、
通常のRef.16520を買っておいても将来の投資になると思う。
購入するポイントとしては、
未研磨のモデルがあれば尚良しという感じ。
あとは箱と取説、保証書などなど、
これらは絶対あったほうが良い。
時計は儲けるために買うものじゃありませんが、
儲かればやっぱりうれしい。
買った瞬間資産価値の下がるものより、
何年かして買った時の値段を上回るかもしれないようなロマンのあるものの方が良い。
それがロレックスのデイトナではよくある。
デイトナ投資は年数もかかるし、
その年月にしては儲けは少ないかもしれないのですが、
儲からなかったとしてもデイトナを持っているんだからやっぱり良い。