
さて、ランゲゾーネ。
ドイツのザクセンで生まれた世界でも指折りのブランド。
ランゲゾーネの腕時計があったら他の時計はいらないという人も結構いると思います。
ブランドステータス的にもロレックス以上で雲上時計として神々しいブランド、それがランゲゾーネ。
少々大げさかもしれませんが、同社が生み出す腕時計は最高級であることが僕たち素人でもわかります。
実物を見たときにやはりその作りこみや独自のメカにうっとりしてしまいます。
時代の流行に流されないドイツ流の工芸品は芸術作品と言わざるを得ません。
そういう時計は確かにいくらかありますが、ランゲゾーネもまた、その一つなのです。
中には5000万円を超えるモデルもありますから、どれだけすごい腕時計を作っているかがお分かりだと思います。
ランゲゾーネ・1319個のパーツで作られた5000万円以上する超絶コンプリケーション・トゥールボグラフ パーペチュアル “プール ル メリット” Ref.706.025・覚えられないモデル名w
こちらの記事でそのモデルについて書いてるので良ければ参考にどうぞ。
このモデルは極端に複雑で、極端に高額で、一般的には決してでまわることのない、美術館行木のようなモデルなんですが、
ここまで極端なモデルでなくても、ランゲゾーネはやっぱり素晴らしいし、1本持っておきたい代物です。
1815 アニュアルカレンダー Ref.238.032
このモデルはフェルディナント・アドルフ・ランゲさんが生まれた年、1815年にちなんでつけられた懐中時計のスタイルを踏襲したモデルで、年次カレンダーが搭載された1本。
ランゲゾーネの2作目である年次カレンダーはデジタルカレンダー、つまり大きなディスク表示のないモデルに変更されたことにより、ムーブメントも一新されています。
3時位置のインダイヤルで月を、9時位置のインダイヤルで日付と曜日を表す年次カレンダーは年に1度しか日付調節しなくてもいい便利なモデル。
パーペチュアルカレンダーに比べるとやはりコスパが高い。
そして6時位置にあるのがスモールセコンドと、ムーンフェイズ。
ランゲゾーネらしくめちゃくちゃ綺麗にまとめられた1本です。
これだけの機構を搭載していながらケースサイズが40ミリ、ケース厚10.1ミリとかなり小ぶり。
そしてなにより、この見た目。
惚れ惚れするくらい美しい顔をしている。
これがランゲゾーネの売り。
72時間という長いパワーリザーブも実用的です。
見た目で即決してしまう類の腕時計がランゲゾーネで、ブランド全体を通して惜しい作品が一つもないのがこのブランド。
いえいえ、大げさじゃありませんよ。
迷ったら、是非ランゲゾーネを見てみることもおすすめします。