
イエローゴールドと言われると成金時計という感じが否めない。
という意見がやっぱりまだ多いようです。
映画とか何かの媒体で見てもイエローゴールドのブレスレットタイプの腕時計というのはかなりいやらしさがいっぱい出ている。
わざとそう言う感じに見せているのでしょうが、
これはイエローゴールドのデイトナ君にとっては結構迷惑。
でも今日はそのいやらしいイメージをいろいろな角度から払拭しようと思います。
例えばこのデイトナ。
Ref.116528と呼ばれるベゼル番号2の旧型のイエローデイトナ。
リファレンスの下二桁目の数字はロレックスではベゼルの種類。
ロレックスのリファレンスは覚えれば強力な武器になります。 え?何の武器かって? それは。。 とりあえずリファレ …
このタイプのベゼルのイエローゴールドは2000年から製造がはじまり、
実は2016年に製造を終了している。
そして今日僕がカッコよさを堪能してほしいのが、
Ref.116508と呼ばれる0タイプのベゼルを持ったイエローゴールドデイトナ。
しかも緑文字盤。
イエローゴールドのデイトナでいうと、
これが一番好き。
緑とイエローゴールドってすごく相性が良いと思いませんか?
良く見ると文字盤の仕上げはサンレイ仕上げになっています。
サンレイ仕上げとは?
サンレイ仕上げというのは、
英語で書くと、
『Sun Ray』
そうですな、
太陽から降り注ぐ光ということ。
まっさらな太陽は誰にでも降り注ぐということだw
そんなデイトナをつけている人はメイビーハッピーなのだw
敢えて言おう、
ハッピーなのだ!
w
文字盤のサンレイ仕上げとは時計の中心部から外に向かって細かな線が放射状に描かれた仕上げ。
グリーンダイヤルデイトナにはこの仕上げ方が採用されています。
マットでフラットな仕上げとはちょっと違います。
どちらが良いとか悪いとかじゃないんですけどね。
インダイヤルとダイヤルはゴールドのような色でフチどりされている。
光を当てると鮮やかに緑色の文字盤とインダイヤルのフチが輝きます。
この反射具合というのは高級な時計じゃないと出ない。
ロレックスのイエローゴールドはこの輝きのインパクトがすごく強い。
真ん中のコマは例によってやはり鏡面仕上げ。
この鏡面仕上げがデイトナ全体の印象をより3Dにしてくれている。
同じ色でも仕上げ方を変えることによって、
まるで何かをデザインした様に立体感が出るから不思議。
ただイエローゴールドの鏡面仕上げ部分は傷がつきやすいそうなので、
注意が必要。
動画で見ると非常に存在感があることに気づく。
とにかくインパクトの強い1本なのですが、
緑の文字盤がそのインパクトをより落ち着かせている感じ。
ブレスレットのコマの鏡面仕上げの部分が本当にいい味出している。
これが無かったらのっぺらいデザインになるはずだ。
image by imgrid.net
腕に載せるとこんな感じ。
え?
いやらしさが別に消えていない?
まあ確かにこんなにぎらぎら輝くゴールドならそれを打ち消すのは至難の業かもしれない。
イエローゴールドであまりいやらしさがないモデルが良いなら、新型のイエローゴールドデイトナが良いかなと思う。
さてさて、 2017年も後半の後半に突入です。 今年はロレックスにとってはまたも飛躍的に変化を遂げた年でもあっ …
セラクロムベゼルとオイスターフレックスを採用しているので、
いやらしさというネガティビティはかなり打ち消されていると思う。
なんにせよこのグリーンダイヤルのデイトナのいやらしいイメージを払拭するというミッションは、
どうやら失敗したようだ。
この時計はたしかに目立つ時計ではあるんですが、
コーディネート次第では最強の武器にだってなり得る。
僕個人の意見としてはスーツよりも、
青いジーンズに黒いロングスリーブをカジュアルに来て、
この時計で合わせるというイタリアンなデザインが一番かっこいいんじゃないかなと思う。
目立つ時計が好きな人がすればよい時計ということに結局はなってしまうのかな。