
機械式時計で有名なロレックスやオメガやブライトリングやゼニスやタグホイヤー、、、挙げればきりがないほどですが、
最近ではカルティエやルイヴィトン、ブルガリなどの高級ファッションブランドが腕時計業界で勢力を伸ばしてきており、実際にスイスの時計メーカーもうかうかしていられない状況になっています。
特にブルガリの薄い腕時計は本当にスイスの時計業界もまねできないくらいで、世界一薄い自動巻きムーブメントをつくったりしているし、
カルティエの腕時計がスイスのお株を奪っている。
今では新たな時計ブランドも進出してきているし、古参ブランドは本当にアイディアを出したり、精度や性能の優れたものを作らないと、どんどんと差を縮められてしまう。
現在では時計業界はほとんどが大きなグループに所属しているので、技術や素材などなど横に流れるなんてこともあると思いますから、そういったメーカーは誕生して間もなくトゥールビヨンを搭載したモデルとか出しちゃったりしています。
ですから、現在では時計の技術とかは多くのメーカーで共有している部分も多分にあります。
ブランドによってスタイルや味付けが変わっていて、そこがそのブランドを好む理由なんですが、最近いいなと思ったモデルにルイヴィトンとかがあります。
僕はこのエスカルシリーズはカラフルでファンキーですごく好きなんですが、ワールドタイマーなんかを載せたエナメル文字盤のモデルはすごく好きでした。
エスカル ワールドタイマー
こういうやつなんですが、何度見てもやっぱりいい。
エスカルと呼ばれるカラフルなワールドタイマー仕様のモデルなんですが、2017年にはその人気にあやかってさらなモデルが登場しています。
エスカル タイムゾーン ブルー Ref.Q5D220
こういうやつなんですが、青のみで表現された世界です。
まるでピカソの青青の時代を時計に映しているようです。
しかも青といっても3色の青を使っていて、白などとあわせ巧みに青い腕時計を視認性を損なわない程度に作り上げているんですね。
僕は青という色が好きでブレゲに使用されている青い針や、ランゲゾーネの青い針、ロレックスのブルーパラクロムヒゲゼンマイなどが好きですが、この青い時計は新しいアプローチ方法だと言えるんじゃないかなと。
文字盤にこだわりが見える腕時計が僕は好きですが、1本1本ハンドペインティングが施されているところがやっぱり興味をそそられますね。
機械で無機的につくられたわけじゃなく、こういう仕事を請け負った職人が丁寧に仕事をやるというスタイルはやっぱりいい。