
ロレックスの2大フラッグシップはやっぱりデイトナとサブマリーナ。
この2つの腕時計は時を超えて世代から世代へと受け継がれる最も人気の腕時計として世界中で愛用されています。
ロレックスのなかだけでなく、時計界全体を通して最も人気の2モデルと言えます。
ロレックスという知名度は世界一とも言え、時計自体の価値に加えられる最も高い部類のブランドステータスがロレックスなのです。
時計自体の価値、ですが、ブランド内でも、スイスの時計界でもかなりタフに作られるのがダイバーズウォッチの代名詞ともなっているサブマリーナで、ケースやムーブメントなどは最初から長年使用することを前提に作りこまれています。
ですから、何年使ってもメンテナンスさえしていれば一生だって使えるのがロレックスで、最高品質の工業製品であることが認められているわけです。
何年使っても壊れずずっと使っていける実用性があるということは結果的に価値の高い時計として認識されるようになります。
単に工業製品というだけでなく、工芸品としての高い価値をもつロレックスは自他ともに認める最高精度を持つブランドですから、高い資産価値のある時計として購入されることも多い。
換金率の非常に高い腕時計として知られるロレックスは持てば持つほど価格が上がるという特殊な性質をもち、ジェームズボンドが使用したサブマリーナは2001年頃から約16年間で時計の価値が27倍にもなっているそうだ。
サブマリーナ Ref.6538
このサブマリーナなんですが、結果的に27倍になっているんですが、2005年から2006年の間で価格が2倍になっています。
何が起こったのかわかりませんが、世界情勢ともかかわりがありますからいろいろな方向から予想が出来るんですが、これといった理由は不明です。
ただ、2001年からその他のサブマリーナをの価格相場を見ていても、16年の間にどんなに上昇率が低いモデルを見ても3倍くらいにはなっているw
これがサブマリーナの価値です。
Ref.14060MやRef.16610はだいたい2倍~3倍に、Ref.5513 フチなしはだいたい5倍に、Ref.1680 赤サブはだいたい4倍にそれぞれ上昇しています。
まるで新興企業の株価みたいだ。
ただ、これは2001年以降の相場なので、それ以前にすでに登場していたモデルについてはそうですが、それ以降に登場したモデルは上昇率が低め。
2003年に発表された Ref.16610LVはサブマリーナ誕生50周年に誕生した最初のグリーンサブですが、2003年の発表以来、価格の上昇はまだ2倍にも満たない。
同じく、2010年に登場した、Ref.116610LNやRef.116610LVも2倍にも満たない。
2012年に誕生した、デイト無しサブマリーナ Ref.114060は1.2倍くらいと一番低い上昇率。
誕生が遅かったモデルはまだ価格の上昇が上がりきっていないということになります。
つまりこれからがチャンスなわけです。
前例から言うと、
2003年に登場した、Ref.16610LV、
2010年に登場した、Ref.116610LN や Ref.116610LV、
2012年に誕生した、Ref.114060、
はこれから価格が上昇する可能性を十分以上に秘めた金のなる木のような存在。
これらのモデルは2003年のRef.16610LV以外まだ新品の個体が販売されていますから、保存という形で持っておくといいんじゃないでしょうかね。
こういうのがあるからロレックスはさらに他ブランドよりもヴィンテージの人気があるんですね。