
さて、ロレックスなんですが、何度もお話ししているように、デザインが古くならないのと、タフでずっと使用できることなどからも資産価値が高い腕時計とし有名です。
経年変化で傷まない腕時計はやはり価格も上昇してきます。
一生壊れない機械や道具や車があったら誰だって欲しくなりますから、世代を超えてずっと使っていける腕時計もまた同じ効果を生みます。
ブランド内でもかなりタフに作られているサブマリーナは10年、20年と非常に長く使用できることを前提に作られていますから、日焼けや傷などは出来ますが、他のブランドに比べてもやはり強いです。
904Lというステンレスを使用している点でも他社のステンレスとは一味も二味も違い、鍛造で作り上げる密度の高いケース素材は磨けば本当に綺麗になります。
つまりずっと綺麗でいられるんですね、ロレックスの腕時計は。
これがどういうことを意味するかというと上でもお話ししたように、一生壊れない機械の『ように』使用できるわけです。
もちろん一生壊れないということはないんですが、そういったものに近い効果を生み出しますから、買取価格も高いし、中古品やリセールバリューもロレックスは高いところで維持されているんです。
さて、前回僕はジェームズボンドが使用していたサブマリーナの価格がここ16年で27倍になったとお話ししたんですが、今日はそんな感じのお話しです。
ロレックスの2大フラッグシップはやっぱりデイトナとサブマリーナ。 この2つの腕時計は時を超えて世代から世代へと …
というわけで、今日はこれから投資目的でサブマリーナを購入したい人におすすめのサブマリーナを紹介したいと思います。
もちろんこれから時代、どのように世界経済が変化していくかわからないので、儲かるとか価格が上昇するとか保証するものじゃないんですが、これまでの傾向をもとにお話ししていきたいと思います。
例えば2001年に70万円~80万円だったジェームズボンドモデルのRef.6538が16年後に27倍になったように、時が経つと腕時計の価格が上昇する傾向にあるのがロレックスで、特別モデルであるRef.6538はそれを如実に表した結果となりました。
2017年の10月にはフィリップスオークションでポールニューマン本人のデイトナが20億円で落札され、それまで世界で一番高額な腕時計だったパテックフィリップの12億円という額をあっさり抜いてしまいました。
ここ最近ずっとロレックスの価格が上昇しており、今後もこういうことが続くんじゃないかなと思っています。
さて、そんなロレックスのサブマリーナのの価格上昇をリファレンス別でみてみると、
Ref.14060M, Ref.16610
およそ2倍~3倍
Ref.5513 フチなし
およそ5倍
Ref.1680 赤サブ
およそ4倍
こういう感じで2001年にすでに存在していたモデルはこの16年で少なくとも2倍にはなっています。
持ってるだけで2倍。。
すごい上昇率だ。
そうなると投資対象になるのはまだ価格が上がりきっていないモデルですから、新しく登場したサブマリーナがねらい目だということが出来ます。
となると、
2003年 Ref.16610LV
2010年 Ref.116610LN, Ref.116610LV
Ref.116610LN
Ref.116610LV
2012年 Ref.114060
これらのモデルがこれまでのデータから言うと投資目的として狙えるんじゃないかなと思います。
2003年に登場したグリーンサブのRef.16610LVは誕生当時は50万円から60万円程度でしたが、現在では100万円近くまで上昇しています。
2010年以降に登場した3モデルはまだ1.5倍にすらなっていません。
もちろん登場した時期が遅いので、基本価格が他の上昇しているモデルに合わせられているということもあるので単に倍数では言い表せませんが、それでもじわじわと価格が上昇しているのは事実。
ブランド全体で価値があがっているんじゃないかなと思います。
新型デイトナの異常な価格上昇を見るとロレックスが世界一人気がある機械式時計メーカーであることはやはり疑いようがありませんから、ブランド全体で価格の底上げが自然と起きていても不思議じゃないかなと。
というわけでサブマリーナのすすめでしたが、1本1本がまだ割と低価格ですからデイトナよりは断然手が出しやすいw
というわけで投資目的としても面白そうなサブマリーナ4モデルでした。