
ロレックスにとって定価なんてあってないようなものです。
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新型デイトナの販売価格が2倍になってから久しいですが、ずっとその価格を維持しているからデイトナの人気の高さに驚かされるばかりです。
通常、だいたいどの腕時計メーカーも販売価格は定価を下回っていますが、ロレックスだけは逆のことがいつも起こります。
だってデイトナなんて、定価を下回るどころか、2倍ですからねw
さらにですよ、先日お話ししたサブマリーナの投資についてですが、ジェームズボンドモデルのサブマリーナは例外として、通常のサブマリーナでもここ15年あまりで価格が2倍、3倍になっているのです。
さて、ロレックスなんですが、何度もお話ししているように、デザインが古くならないのと、タフでずっと使用できること …
もはやロレックスの人気は手が付けられないほどすごい。
さて、2018年のバーゼルで発表された新作モデルの中でもやはり一番注目されたモデルがGMTマスターII Ref.126170BLRO。
GMTマスターII Ref.126170BLRO
ロレックスのスポーツモデルとしては初めてジュビリーブレスという5連ブレスを標準装備したモデルで、このミスマッチ感がなんとも憎い。
見れば見るほど好きになるタイプの腕時計に早変わりです。
実際、最近はどのブランドも高級感を大事にしているみたいで、
ブライトリングの新シリーズ、ナビタイマー8やIWCの新インヂュニア、大きく変わったゼニスのデファイなどなど、見た目がより高級になっているようです。
大きくデザイン変更しない硬派なブランドでも知られるロレックスがGMTマスターをジュビリーブレスで高級にしてきたのが今回の大きな変更の一つ。
これだけでも随分印象が変わるもんですねえ。
後はケースサイドとかラグの形がビミョーに変わってるみたい。
そのせいか少し印象が違うような気がするんですが、どうでしょう?
装着感を大事にしよりジュビリーブレスにも合うようにいろいろ変更が加えられたんでしょうか。
あと、GMTマスターIIの赤青ベゼルのモデルがここまで大きく取り上げられているのは、元祖となるGMTマスターIIのベゼルがペプシと呼ばれる赤青で、なぜか2018年に新作が登場するまで一時的にステンレスモデルの赤青モデルがなくなっていましたから、今回のペプシの復活はGMTマスターファンが泣いて喜ぶくらいうれしかったに違いありません。
泣く人はいないでしょうがw
実際見た目に大きな変更はないんです。
中のムーブメントが次世代のCal.3285が搭載されているんですが、このムーブメントが実は結構すごかったりします。
デイト機能がついた腕時計は通常日付変更禁止時刻みたいなのがあって、壊れる可能性があるからやっちゃいけませんよ的なやつなんですが、新しいムーブメントCal.3285ではいつ日付を変えてもいいみたい。
パワーリザーブも70時間あるし、言うことなし。
さて、これほどのGMTマスターIIの価格が定価の95万円くらいで済むはずがありません。
デイトナの二の舞になるに違いない。
差さやれているのはこのGMTマスターIIの初値が150万円~200万円という風にも言われています。
僕もデイトナの価格高騰を見ているし、ほんとにそうなるような気がしてきた。
今回のGMTマスターIIがこれだけ注目されているのも、まずは新型だからということが挙げられます。
そしてケースとかラグとかの変更、そして新しいムーブメント、そしてなによりペプシの復活。
注目度が高いのと、これらのスペックを考えるとスタート価格が確かにかなり高騰しそうな予感がします。
少なくとも100万円以下で買えることはないんじゃないでしょうか。