
近年の機械式時計の人気は非常に高い。
クオーツショックでくすぶってたのが一気にタガが外れたかのようにすごい勢いで時計人気が再燃しています。
それに比例してロレックスの価格もじわじわというよりはグンと上昇していますから、持っている人にはいいですが、これから買おうという人にはハードルが少しずつ上げられています。
それでもこれからもさらにロレックスのブランド価値は上昇していくと思うので今からでも将来は儲けが出るのは間違いないような気がします。
2017年にポールニューマン本人所有のデイトナが20億円で落札されましたが、あそこまでの価格は付かないにしても、3代目の手巻きデイトナ Ref.6263でも、状態の良い1型なら1億円くらいはするみたいです。
3代目手巻きデイトナ プラスチックベゼル Ref.6263
この手のデイトナの実物を見たことがある人の方が少ないと思います。
ロレックスはみなさんもご存知、文字盤やベゼルのフォントや色などの微妙な違いで価格が上下する性質があり、生産ラインや製造時期などで個体に微小な違いが見られたりします。
最近話題になっているポールニューマンデイトナなんですが、国内でも1億円する3代目の最終手巻きデイトナが存在するみたいです。
上記でお話ししているようにこの3代目のモデルにも1型と呼ばれる文字盤タイプがあり、状態の良い1型のタイプだとオークションで1億円くらいしてもおかしくないそうです。
さらに資産価値が上がっているポールニューマンデイトナはこれからもどんどん価格高騰が見込まれるので、1億円でも安いそうだ。
3代で終わった手巻きデイトナのプラスチックベゼルモデル。 結構残念。 メタルベゼルの系譜のみ継続され現在に至る …
ちなみにポールニューマンデイトナがどんな特徴を持っているかについてはこちらでご確認ください。
というわけで、今日はそんな1型ダイヤルのモデルの特徴をお話ししていきたいと思います。
文字盤
文字盤でやはり一番の違いが分かるというか、だいたい文字盤で何型とかが分かれたりしていますが、3代目のポールニューマンモデルの1型の特徴は、ノンオイスターケースのモデルで使用されている書体と同じであるのが特徴的。
『ROLEX』のRの文字で見分けることが出来るという。
あとは文字盤外周のミニッツトラックの変色具合も1型の特徴だそうです。
ベゼル
そしてベゼルにも特徴があるという。
タキメータースケールのフォントがより文字盤側に配置してあるのが1型でベゼル自体の厚みも薄いのが初期の特徴だといいます。
黒い部分の幅ではなく、時計を横から見たときの厚みですね。
ここが比べると薄いのがレアなピースだそうです。
もうこの辺になってくるとわからんw
あと余談なんですが、ポールニューマンダイヤルのデイトナのカウンター秒針の先はほぼ正三角形になっています。
比べてみると他の手巻きでは縦に長い三角形になっているんですね。
というわけで、これが一番大きな特徴なんですが、一番はやはり文字盤の『ROLEX』を初代や2代目のモデルなどと比較してみるのが一番わかりやすいんじゃないかなと。
3代で終わった手巻きデイトナのプラスチックベゼルモデル。 結構残念。 メタルベゼルの系譜のみ継続され現在に至る …
こちらで3代まで続いた手巻きデイトナについてまとめているので良ければ参考にどうぞ。
手巻きデイトナと一言に言っても初代から3代目までそれぞれプラスチックベゼルとステンレスベゼルのタイプが1種類ずつあるので計6種類の手巻きデイトナが存在します。
そこにポールニューマンタイプだの、どの世代にも属さない手巻きモデルなどが存在してわけがわからない感じなんですが、一応まとめてみたつもりなので一読どうぞw
というわけで、1億円でも安いという3代目のポールニューマンデイトナの1型の見分け方というのを軽く紹介したんですが、もはやこれはプロの鑑定士の領域になってきます。
おそらく持っている人もかなり少ないでしょうが、これから資産としての価値もどんどん上昇するであろうと見込めるので持っておけばいずれ億万長者になれるかもしれません。
状態が最高でなくても。
image by rolexpassionmarket.com