
ここ最近ずっとGMTマスターの希少なモデルについてお話ししていますが、なにせ1955年から20年間も作られていたモデルなので小さな詳細の違いがごろごろと出てきます。
何度か前に僕は2代目GMTマスターのミラーダイヤルモデルの中でも激レアな仕様の個体についてお話ししましたが、今日は1967年から続くマットダイヤルの中の希少なモデルについてお話ししたいと思います。
現代の自動車メーカーは、例えば一つのセダンのサイクルを7年くらいマイナーチェンジなどを含みながらですが販売し、 …
こちらで1959年から1967年までのミラーダイヤルで存在した激レア文字盤のモデルについて書いているので良ければ参考にどうぞ。
というわけでですね、今日はマットダイヤルの激レアモデルの詳細について見てみましょう。
いろいろな詳細を知っていれば掘り出し物を自分で見つけられるようになりますから、やっぱり知っておくと便利です。
と言っても1967年以降のマットダイヤルモデルでは激レアモデルを判別するところは結構すくないですから覚えやすい。
ということで。。
赤い24時間針
image by www.hqmilton.com
24時間針が大きくなったのはマットダイヤルになった1967年から。
この針の先端の三角形は通常赤では塗られていませんが、縁取りも針の棒の部分と同様に赤くなっているモデルがあります。
これはかなり貴重なディテールで、しかもわかりやすい仕様なので是非この辺も確認してみてください。
と言ってもすぐに目に入るでしょうがw
ノンポリッシュケースとノンポリッシュベゼル
image by www.bulangandsons.com
そのまんまです。
色褪せてコーティングがはげたような見た目をしています。
磨きをかけていないケースやベゼルの個体の方が人気が高く、希少性があるみたいです。
それに赤針が加わるととても貴重な一本になりますから、ミラーダイヤルじゃないからと言ってあきらめず、マットダイヤルで赤針モデルを探してみて下さい。
ティファニーダブルネーム
image by www.east-crown.com
硬派なロレックスからは想像しにくいんですが、ロレックスはこれまでに数々の面白いダブルネームモデルを世に生み出してきました。
一番驚いたのが、ドミノピザとのコラボ作品。
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現在のロレックスのみを知っている人なら、ロレックスが他社ブランドと、しかも時計じゃないメーカーとコラボしているなんて夢にも思わないと思います。
実際、他社の時計以外のメーカーとコラボしている時計ブランドはそんなにありません。
現代の堅物君のロレックスはそういったことはもうしないと思いますから、逆にそれが過去にダブルネームで出していた腕時計に高い価値を見出させるわけです。
ロレックスはあまりコラボしないのは有名ですが、 過去にはとても大きなダブルネーム作品を数多く売り出していた。 …
こちらの記事でもダブルネームについて書いているのでどんなのが存在するか見てみてください。
というわけでティファニーとのコラボモデルですが、偽物も出回っているのも確か。
こういった個体が見つかればかならず信頼のおけるショップで購入することが絶対的条件となります。
文字盤だけなら交換可能ですから、
これまで何度かにわたって20年間生産されていたGMTマスターIの2代目 Ref.1675の特徴や希少なレアモデ …
僕は最近、GMTマスターI Ref.1675のマットダイヤルについてあれこれお話ししましたが、今回はその続きで …
こちらで紹介している文字盤の特徴とも照らし合わせてに偽物の可能性がないかじっくりと確認することをおすすめします。
というわけで、マットダイヤルにも存在する超貴重なモデルでしたが、ダブルネームには驚いた方もおられたんじゃないでしょうか。