
さて、時計はスイスと、相場が決まっていますが、スイス製の時計だとやっぱり印象が全然違います。
ですから、昔からあるスイスの時計ブランドだと安心感が違うというか、やっぱり信頼があります。
それは安いブランドならなおさら。
ルイエラールというブランドなんですが、僕はこのブランドを知ったのは2年前くらいのこと。
綺麗な白いダイヤルのレギュレーターをみて、へーいいなあ、と思ってたら、値段も10万前半くらい。
機械式だから更にびっくりしました。
このブランドは時計の雑誌にもちょいちょい載ってるくらいですから、低価格帯のモデルだと断然おすすめなんでしょうね。
ティソとかフレデリックコンスタントとか、安い時計も結構あなどれない。
さて、そんなルイエラールなんですが、僕がこのブランドを知ったきっかけはほかの記事でも書いていますが、安いレギュレーターウォッチを探していた時でした。
非常に安価で高品質の腕時計であるルイエラールがIWCとかクロノスイスの代わりとまではいかなくてもレギュレーターの代わりにはなる、というので飛びついたんですが、
今日はそのルイエラールがオメガのスピードマスターの代わりになるんじゃないかなというお話。
ヘリテージ スポーツクロノ44 Ref.78109NB12BDC152
このクロノグラフなんですが、見てお分かりのようにオメガのスピードマスターの最近のモデルにそっくりw
オメガが放つ最近のモデルにはなんたらサイドオブザムーンというシリーズがあって、いろいろなカラー展開をしているんですが、
ダークサイドオブザムーンと呼ばれる月の裏側とテーマにしたモデルのゴールドが使用してあるモデルにとてもよく似ている。
オメガ スピードマスター ダークサイドオブザムーン Ref.311.63.44.51.06.001
こういうモデルなんですが、よく似ていると思わないでしょうか?
オメガのスピードマスターのこういったモダンなモデルは結構高額で100万くらいはするんですね。
いままでのようにスピマスと言っても安く買えなくなってきています。
そんななか誕生したルイエラールのクロノグラフなんですが、ステンレス製の44ミリのケースにブラックPVD加工を施していて、
ベゼルにはセラミック製のものを使用している。
上記のスピードマスターも44ミリでセラミック製のベゼルを使用しているので、構成なんかも結構にているんですね。
ただ、ゴールドの部分はオメガは本物を使用していますが、ルイエラールはもちろん本物じゃありません。
文字盤のカウンターインダイヤルももちろん違うし、よく見れば違うというのが分かるので、まるまる真似しているというわけではありません。
ただぱっと見似ているのは似ているので、雰囲気を味わうにはいいかもしれません。
定価は31万円くらいですが、販売価格はそれ以下になるでしょうから、おそらく20万円台中盤あたり。。
スピマスは販売価格が100万ちょうどくらいからですから、4倍くらいですからね。
というわけで雰囲気スピマスを味わえそうなルイエラールのクロノグラフでした。
入門機としてもいいと思います。