
さーて、バーゼルワールドがあったのが3月でしたが、あれからすでに半年が経っています。
およそですが。。
時間が経つのが早いこと早いこと。
何かに集中しているからなのか、科学者が言うように脳が似ていることを省略するようにしているせいかわかりませんが、子供頃に感じていた時間の感じ方と今の感じる時間の進み具合というのは明らかに違います。
いい面も悪い面もあるんですが時間が早く進むという気がするのは年齢を重ねるごとにそうなっていくみたいですね、やっぱり。
肌でひしひしと感じております。
さて、そんなわけで、2018年のバーゼルワールドで、目玉商品となっていたのが新作のGMTマスターII Ref.126710BLRO。
ロレックスの新型デイトナが出たときみたいにまだかまだかと待っていた、一般販売。
ようやくオンラインでもお目見えするようになりましたが、まだまだ数が少ないので、、高いw
価格はステンレスのスポーツウォッチなのに、なぜか200万円を余裕で超えているんですね。
それじゃあデイトナとおなじじゃないかよーーー!
なのが新型GMTマスターIIなのです。
いやはや、新型発表の際は定価は90万円代だったはずなのに、なぜかいつも定価を大幅に上回るのがロレックスなのです。
通常定価というものは、万引きや売れ残りなどのリスクを考慮して上乗せされた合計金額のことなんですが、ロレックスとかのような高級腕時計はガラスケースに入っているしなかなか万引きは難しいんですけどねw
しかしこの定価を常に上回るのが最近のロレックスの傾向です。
しかも多めに設定された定価の2倍以上をつけることも珍しくない。
今回のように。。。
スイスの高級腕時計を安価で販売してくれる良心的なジャックロードさんでも230万円くらいします。
これは需要と供給のバランスが2018年になってようやく落ち着いてきた新型デイトナ Ref.116500LNの価格と同じじゃないかー!ということなんですね。
ようやく日本でも販売が開始されて、まだ間もない頃ですからこれからどうなるかはわかりませんが、デイトナのようにいくんだとしたら、これから2年くらいかけて上昇していくかもしれません。
これはちょっと困った事態なんじゃないでしょうか。
購入する側にとっては。
近年ロレックスの腕時計全体が高額化しています。
底値が徐々にじわじわと上昇していて、ブランド全体の価値が上昇しているんですね。
これはデイトナが2016年に新型になったこともかなり大きな影響を与えていると思います。
これまでの常識を超える価格まで上昇したデイトナは250万円前後で上下していますが、そうなるとロレックスのスポーツウォッチ全体の価格も底上げされる可能性が高くなります。
実際、GMTマスターIIの価格もデイトナと近いところまで来ています。
まだ、販売されて間もないというのに。
これから需要と供給のバランスによって価格が左右されていくわけですが、新型GMTマスターIIのスタイルを見てみても需要の方が大きくなりそうな気がしています。
バーゼルワールド2018の開催はスイスの日付で3月22日ですが、ロレックスが21日に公式的に新作モデルを1つ発 …
こちらで新型GMTマスターIIの特徴について書いているんですが、先代と比べてもブレスレットが変更されていたり、先代にはなかった初代譲りの赤青ベゼルのペプシが再登場していたりと、人気を鷲キャッチする要素がとても多いんですね。
ムーブメントも他の現行GMTマスターIIにはないCal.3285を載せたりしていますから。
というわけで、待ちに待った新型GMTマスターIIが日本でも買えるようになりましたが、まだまだ球数が少ない状態ですから、判断しづらいです。
競争相手がいないから高い価格が設定されているのか、これからじわじわと価格を上げていくのか、秋冬にかけて様子を見てみることにしましょう。