
ロレックスの一番人気の腕時計はもちろんデイトナ。
ロレックスは知っててもデイトナ以外の腕時計は知らないという人も結構多い。
機械式腕時計が男の夢であっても、その存在は名前まではあまり知られていません。
しかし、ロレックスのデイトナの知名度の破壊力はすさまじく、時計に全く興味がない女性でもロレックスと言えばデイトナ。
デイトナと言えばロレックス。
という構図が成り立っています。
これがブランド力というものなんでしょうか?
さて、そんなロレックスのデイトナの新型モデル、Ref.116500LNと呼ばれる黒いベゼルのモデルが登場したのが2016年。
僕たちがお店などで買えるようになったのが2016年の5月くらい。
早くも2年以上が経っているわけですが、いまだにプレミア価格が付けられるほどの希少性で、その人気はすさまじいものがあります。
ロレックスの人気はブランドの知名度が物語っている通りで、販売価格も定価を大幅に超えています。
通常、腕時計でもそうなんですが、服飾品、家電、などなど、定価を下回る価格で販売されています。
しかし、その点ロレックスの定価は当てになりませんw
新型デイトナだって定価は120万円そこらでしたが、今では2倍ですからね。
それくらいデイトナのみならず、ロレックスはすごい人気なんですが、
新型デイトナが登場して、人気が出るのが旧型デイトナ。
Ref.116520と呼ばれる一世代前のデイトナの人気が新型が販売されるという噂がでてからどんどん上昇していました。
先々代のエルプリメロを搭載したデイトナ Ref.16520なんて、最終品番であるP番になると高額なものでは300万円を超えています。
貴重な文字盤のタイプもまた300万円を超えます。
この価格高騰はずっと続いていくんじゃないでしょうか。
手巻きデイトナも今では家が買える値段くらいになっていますからね。
さて、今日お話しするのは先代モデルのデイトナ Ref.116520について。
先々代のレア度を計る製造年はロレックス全体に当てはまるわけですが、
2000年~2016年まで生産された先代のデイトナ Ref.116520の最終品番はどうやって見分けるのでしょうか?
ポイントはいくつかありますが、2012年からロレックスはアルファベットで製造年を分類する品番方式みたいなのをやめました。
つまり、2012年~2016年まで生産されたデイトナはランダム品番になっていて、製造番号を見ただけでは何年のものかわからないんですね。
梨地バックル
鏡面バックル
先代のデイトナのバックルはランダム品番になった後に、鏡面バックルに仕様変更されています。
これまでの梨地バックルと簡単に見分けがつくので、ここがまず第一の最終品番見分けポイントとなります。
そして保証書も大事。
2016年の5月に販売され始めた新作デイトナと、旧作デイトナはおよそ2、3か月ほど製造/販売期間がダブっています。
ですから、保証書の製造年月を見て、2016年5月以降なら大分高値で売買されるんじゃないでしょうかね。
さらに言えば、2016年7月の製造年月だと、更に希少性が増すと思われます。
先代のデイトナを購入する場合は保証書の有無や、保証書が偽造されていないかをチェックして、購入することをお勧めします。
新型デイトナでは白文字盤の方が人気なんですが、それ以前の自動巻きモデル、Ref.16520やRef.116520では黒文字盤の方が人気ですから、そちらも考慮しておくとよいでしょう。