
オーバーホールと言えば時計のメンテナンスを指すわけですが、車で言うと車検と全く同じこと。
ただ、車検が新車購入で3年後、その後、2年ごとにオーバーホールすることになるのですが、
車は道路を高速で走行するので危ないわけでして、その点から法定検査なるものが義務付けられています。
それに比べ腕時計は検査して動かなくなっても人様に迷惑が掛かるわけではないので無法地帯w
オーバーホールなんて受けねえぜぇ、と粋がっててもいずれ時計が壊れたりしたらその分修理代がかさみますから、オーバーホールは定期的に受けたいものです。
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かく言う僕もオーバーホールなんて受けねえぜぇ派で6年くらい放ったらかしにするなんてざらですw
それでも時計ってなかなか壊れないんですよね、実は。
もちろんそれは個体差もあるし、中古で買った場合は素性が知れませんから、オーバーホールをしていないものならユーズド品は控えたほうがいいでしょう。
ですが、
正規店で買った正規の品や、ロレックス専門店などでオーバーホール済みのモデルを購入するのならば100パーセントとは言いませんが、信頼は出来ると思います。
ですが何度も言うように保証は出来ませんが、最近の腕時計はなかなか壊れにくいんだなというのが僕の印象です。
巷で言うオーバーホールの推奨期間が2年から3年、最低でも5年と言われていますが、
その間にチリやホコリなどが入ってくるし、機械油は古くなるし、金属部品の摩耗も出てきます。
金属も人間と一緒で疲労して骨折するかのように部品が折れたりしますから、オーバーホールは出来るだけ5年くらいで、定期的にしておいたほうが無難でしょう。
中には10年もほったらかしという猛者もいらっしゃいますが、それでも遅れず動いてるよ、と言う人は出来るだけ早めにオーバーホールに出すことをおすすめします。
さて、オーバーホールを出さなかった僕が言うことじゃないんですが、オーバーホールを出さないには理由があるんですよねw
オーバーホールを出さない3つの理由
- 近くに時計屋さんがない
- 腕時計が手元から離れるのが心配
- 結構なコストがかかる
思いつくのはこれくらいでしょうか?
上の2つは日本ロレックスに持っていけば良いですが、心配なのがコスト。
ロレックスはあまり明かしていませんが、実はオーバーホールには基本料金が43000円かかるみたいです。
サブマリーナの場合での話なのでその他のモデルではどうかわかりませんが、大きく上下することはないでしょう。
このOHの基本料金には、分解洗浄や精度調整や防水性の検査などが含まれています。
その他にコストがかかる場合は部品交換をした場合。
中の防水パッキンを交換することは結構多いですが、これは腕時計を使用するうえでかなり重要となります。
水が浸食したら、、と考えると、オーバーホールはやっぱり出さなくちゃいけないな、と思いますね。
その他にはリューズ交換やばね棒などの交換などもあります。
ばね棒などはコストは1000円くらいで済みますが、王冠付きのリューズだと1個で1万円くらいします。
だから、
ロレックスを買ったがいいが、オーバーホールは出したくないという状況になってしまうんですね。
と言うわけで、まとめると、
ロレックスのオーバーホールの基本料金は45000円前後。
そして、
10年以内にはオーバーホールに出したほうが良いということ。
5年以上出さないという人はざらにいます。
しかし、10年となると、少し怖い気がします。
放っておけばおくほど修理箇所が増える可能性が膨らむわけですからね。。