
世の中には車を改造して乗り回す生粋の車好きがいます。
僕は車を改造したりはしませんが、メルセデスベンツをAMGのようにカスタマイズするのは結構好きです。
標準で17インチのホイールを18インチのスポークの多いアロイホイールにしたり、AMG独自のリアスポイラーを装着したり、エキゾーストを4本出しにしたりなどのカスタマイズは大いに歓迎w
ですから、車を改造する人の気持ちが分からないではありません。
車の改造や家の改築などは割と一般的ですが、腕時計の改造というのはあまり見られません。
まず、そもそも、そんな発想は普通は思いつきませんし、したくないからですw
ただ簡単なカスタマイズとしてはブレスレットをレザーストラップにしたり、レザーストラップをラバーベルトにしたり、尾錠をDバックルにしたりなどのカスタマイズは簡単に出来るし、腕時計の雰囲気ががらりと変わるので季節に応じて変えたりするのはおすすめです。
最近ではスイスの高級腕時計ブランドは、2,3種類のブレスレットやストラップと交換道具などを標準でセットにしていることも多く、自分で気分に応じて簡単にカスタマイズできるようになっているんですね。
ロレックスは硬派なブランドなのでこういった販売はあまりしないと思いますが、パネライや雲上ブランドで見られたりします。
NATOストラップ
さて、簡単なカスタマイズ方法でブレスレットやストラップを交換することが多いとお話ししましたが、
マニアな人は引き通しタイプのNATOストラップに行くようです。
サブマリーナはもともとダイバーズウォッチですから、強度や堅牢性が高く、タフな腕時計としてずっと男性を中心に支持されてきました。
防水性も300メートルを保持する実力派で、高い精度と高い防水性や強度を持った高い次元でバランスの取れた腕時計として人気なんですね。
そんなサブマリーナは味方によってはミリタリーウォッチとしても認識できます。
ダイバーズウォッチのサブマリーナに目を付けたミリタリー系の腕時計が好きな男性やマニアが、サブマリーナに着用しているのがこれらのNATOストラップ。
引き通しのナイロンタイプのストラップにするだけでだいぶカジュアルな雰囲気が出てきますが、これがマニアにはたまらないらしいです。
腕時計は高級なんだけど、実用性とか使い勝手も重要視するという、車で言うとSUV的な存在が今注目されたりしています。
NATOベルトなら強度もあるし、水につけても傷むことが少ない。
汗にも強いし、何より安いのでいつでも交換可能です。
ファッションとしてストラップを交換するのに敵にしているのがこのNATOストラップで、人気でコストがかからないカスタマイズ方法と言えます。
ただロレックスの腕時計はブレスレットを簡単に外すことが出来ないのでそれなりに覚悟がいりそうですが。。
後はNATOストラップはNATOストラップでも、レザータイプのNATOストラップならまた違った雰囲気を醸し出します。
レザー・ラバーストラップ
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サブマリーナには標準で904Lステンレスのブレスレットしか用意されていません。
ですから、サブマリーナにレザーやラバー製のストラップを装着するのもまた一つのアイディア。
デイトナにはレザーストラップのタイプやラバーストラップのタイプが標準で用意されているので、サブマリーナにもステンレスブレスレット以外のものを装着しても違和感がないんですよね。
逆に新鮮でかっこいい。
デイトナのレザーストラップやラバーストラップタイプのモデルはゴールド素材のものなんですが、ステンレスのサブマリーナにもステンレスブレス以外のストラップもよく似合っていると言わざるを得ない。
レザーストラップなら高級感は維持され、オシャレ度が増す仕様になりますが、ラバーストラップならよりカジュアルでスポーツタイプな印象という感じでしょうか。
最近は数百万円する腕時計もラバーストラップを装着したりしていますから、ゴム製だからといっても安っぽさを全く感じない。
その辺が時代と共に変化したきた点なんですが、おそらくウブロがその流れを作ったんじゃないかなと。
18Kゴールド製の腕時計にはこれまではレザーストラップが最低でも用意されていましたが、ウブロはあえてラバーストラップを装備することで話題性を読んだわけですが、今でもロレックスですらそんな仕様を支持していますからね。
ブラックPVD加工
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ここまでくるとちょっとやりすぎ感がありますが、
冒険心に乏しいロレックスはチタンやセラミック、カーボン製の腕時計を製造しませんから、ブラックな腕時計が欲しい人には物足りないところがあるわけです。
武田真治さんや天野ひろゆきさんなどなど、芸能人でもブラックPVD加工を施したカスタムロレックスを所有している人がいますが、おすすめはあまりできません。
こういったカスタムをしたり、社外品を使用したりすると、ロレックスは正規の修理やオーバーホールを受け付けなくなりますからね。
相当な覚悟が必要となりそうです。
というわけで、カスタムするにもいろいろなやり方がありますが、僕のおすすめはサブマリーナとレザーストラップの組み合わせのカスタマイズ。
これならタフなサブマリーナもオシャレになって、他とは差別化されたマイサブマリーナな出来上がりますから、満足度も高いんじゃないでしょうか?
サブマリーナ Ref.116610LN
サブマリーナ Ref.5513